徹夜必須! 夕方欧州、夜は英国に注目! ~3月27日の注目点とイベントスケジュール~
昨日は、ビックイベントを控えて様子見ムードで推移しています。 株価は、おとといの大幅下落で下げた分の調整なのか、世界的に上昇しています。
◎本日の注目点
1)ユーロ圏指標・要人発言
先週末、ドイツのPMIが驚きの数字が出たことでユーロは大きく売られました。 ドイツの経済指標悪化が欧州経済後退が懸念されています。
昨年の12月でQEを終了したにもかかわらず、緩和政策ともとれる「TLTRO」を3月の理事会で発表しました。 ECBは景気後退についてどの程度予測しているのか!? また、今後の対応は!? 注目が集まっています。
そんな中、本日はドラギ総裁の発言をはじめECB関係の要人発言が多数予定されています。 上記のような事について言及があれば、大きく動く可能性があります。要注目です。
2)英国議会
25日の英国議会では、離脱案審議について、政府(メイ首相)主導から議会主導に移行することが決まりました。 多くの報道では、本日議会で離脱案について修正案や、別の提案について審議・採決されるとの見方が多いようです。 別の提案には2度目の国民投票や合意なき離脱、長期の延期など何が出てくるかは予想しづらい状況となっています。
また、28日に離脱案採決が行われるという情報もあります。 ここでは、メイ首相の辞任を条件に賛成票を投じるという噂もあります。 逆に、メイ首相は可決の見込みがなければ採決を行わないという噂もあります。
この件に関しても、本日の議会で決まってくると思います。
議会主導で動くBrexit、どうなるか予測がつかない状況になっています。 それだけ注目度が上がっているので、ポンドは荒い値動きとなることが予想されます。 要注目です。
時間的には、日本時間24:00頃からは危険ゾーン、注目ゾーンに入ってくると思います。 その都度ツイートしていきたいと思います。
Twitterもよろしくお願いします。
3)ニュージーランド政策金利
本日はRBNZ(ニュージー中銀)の政策金利・声明文が発表されます。
コンセンサスは据え置きが予想されています。 注目は、声明文です。
世界的にハト派にシフトする中銀が多いですが、RBNZがハト派にシフトするのか⁉に注目が集まります。 特に、RBAがハト派姿勢を出しているため、RBNZもハト派にシフトするのではないかと思われます。
また、今後の注目点として何を見ていくべきか、注目点を示してくれることを期待しています。
◎本日のイベントスケジュール
3月27日(水曜日)
08:00 AUD ケントRBA総裁補佐発言
10:00 NZD RBNZ政策金利・声明文発表
16:00 NOK ノルウェー失業率
17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
17:00 EUR ドラギECB総裁発言
17:00 EUR ノボトニー・オーストリア中銀総裁発言
17:30 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁発言
17:45 EUR プラートECB専務理事発言
19:00 EUR ラウテンシュレーガーECB専務理事発言
19:45 EUR デギントスECB副総裁発言
21:30 USD 米貿易収支
21:30 CAD カナダ貿易収支
22:30 EUR メルシュECB専務理事発言
23:00 MXN メキシコ貿易収支
23:30 USD 原油在庫量
3月28日(木曜日)
02:00 USD 5年債入札
02:30 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
06:30 USD ジョージ・カンザスシティ連銀総裁発言
09:00 NZD NBNZ企業信頼感
Is it OK?