RBA理事会は、ハト派表明か!? ~4月2日の注目点とイベントスケジュール~
昨日は、英国議会主導で採決が予定されていたことで、ソフトBrexitが期待されポンドは大きく上昇しました。 ただ、採決結果がすべて否決されたことで、合意なき離脱懸念からポンドは大きく売られました。
また、米国では小売売上高の結果が弱かったことで、若干ドルは売られましたが、その後のISM製造業景況指数が強かったことでドル円は上昇しています。
トルコでは、エルドアン大統領の政党が選挙で負けるという結果になりました。 トルコ国内では、エルドアン大統領の影響力に低下、今後のエルドアン大統領の行動が気になります。
◎本日の注目点
1)英国議会
昨日(今朝)の英国議会は、議会主導の離脱代替案を審議・採決されました。 結果、4つの案すべてで否決されました。 次は、メイ首相の離脱案について、4度目の採決に向けて審議されるのか注目です。
ここからの英国議会は、明日3日にでも再度議会採決が予想されています。 何とか、4月10日までに離脱案をまとめたいところです。 4月10日までに、離脱案がまとまれば、5月22日で離脱。
4月10日までに離脱案がまとまらない場合は、合意なき離脱か長期の離脱期限日の延期のどちらかになってしまいます。
また、その他には解散総選挙などにも要注意です。
2)RBA理事会
前回のRBA理事会では、ハト派シフトが注目されました。 声明文で利下げ懸念は後退、その後のロウ総裁の発言で利下げ懸念拡大でオージードルは大きく上下しました。
また、先日はRBNZ(ニュージー中銀)もハト派にシフトしました。 利下げの可能性に言及しています。 世界の中銀が緩和政策にシフトしている中で、RBAがどのような内容の声明文が出てくるかに注目です。
政策金利は据え置きがコンセンサスになっています。
◎本日のイベントスケジュール
4月2日(火曜日)
09:30 AUD 建築許可件数
12:30 AUD 政策金利・声明文発表
15:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)
17:30 GBP 建設業PMI
18:00 EUR ユーロ圏失業率
21:30 USD 耐久財受注
4月3日(水曜日)
米中閣僚級通商協議(ワシントン)
英国議会代替案採決
09:30 AUD 貿易収支・小売売上高
10:45 CNY 財新サービス業PMI
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