プロも愛用する2%資金管理エクセルシートを無料でダウンロード
こちらの記事は、 『プロも愛用する資金管理方法!瞬時に2%ルールを計算するエクセル付き』で詳しく解説しています。 |
そこで、プロも愛用している最もシンプルで、安全でありながらレバレッジを最大限に活かした資金管理を解説していきます。
正しい資金管理ができるようになると、不思議と口座残高が増えていきます。
ハイレバレッジと資金管理
ここでは、レバレッジを最大限に活かして攻撃的に資金を増やす、安全かつシンプルな資金管理を解説していきます。
参考記事【FXのレバレッジ規制はいつから?歴史から考える3つの対策】
資金管理はFXの3大要素のひとつ
FXで勝つために『3つのM』が必要だと言われています。
手法 ⇒ Method
資金管理 ⇒ Money
メンタル ⇒ Mental
手法(Method)
トレードで利益を残していくためには、優位性のあるロジックが必要です。
そして、ロジックと密接に関係あるのがトレードスタイルです。
スキャルピングが正しいわけでもなく、スイングトレードが間違っているわけでもありません。
あなたの生活と性格にあったトレードスタイルとロジックの組み合わせが、正しい手法(Method)になります。
資金管理(Money)
様々な書籍で伝説的なトレーダーは資金管理を徹底していることが述べられています。
そして、多くのトレーダーはレバレッジを活かしています。
レバレッジ変動型2%資金管理については、 でも分かり易く解説していますので参考にしてください。 |
メンタル(Mental)
メンタルは、先述した2つ、『手法(Method)』と『資金管理(Money)』と密接な関係があります。
手法に優位性がないので負け続け、資金管理ができていないので大きな損失を出してしまい、メンタルが崩壊してしまう。
メンタルに関しては、【FXで『トレードメンタルが崩壊』と嘆く前にコントロールできる6つのこと】で分かり易く解説していますので、参考にしてください。
2%資金管理の計算方法
ここから、本題の2%資金管理を解説していきます。
2%資金管理の特徴とルールとは
『1トレードの最大リスクを総資金の2%以内に抑える』
この2%資金管理方法の特徴は、リスクを固定してポジションサイズを変えていくので、レバレッジを最大限に活かすことができます。
2%資金管理の具体例と計算方法
2%資金管理の具体例
自己資金が10万円あったとします。
リスクの許容範囲が2%なので、損失額は2,000円です。
損切りまでが20Pipsなので、1万通貨で取引すれば、損切りにかかっても2,000円で損失を抑えることができます。
『クロス円の取引する場合のポジションサイズの計算式』
自己資金 × 2% ÷ 損切り幅(Pips)÷ 100(円)
『クロス円以外のポジションサイズの計算式』
クロス円以外の通貨ペアで取引する場合は、1Pipsの変動幅を日本円換算値に変更します。
自己資金 × 2% ÷ 損切り幅(Pips) ÷ 日本円換算値(円)
EURUSDを取引する場合、USDJPYが110円であれば、日本円換算値は110円になります。
これらの複雑な計算も資金管理エクセルシートなら簡単に取引枚数を出せるようになります。
プロも愛用する2%資金管理ルールを簡単に計算してくれるエクセルシートは、 こちらの記事で無料でダウンロードできます。 |
資金管理エクセルシートの使い方
STEP①|資金量を入力する
ここには、自己資金を円単位で入力してください。
正確なポジションサイズを決定していくためにも、毎回口座内の残高を確認して入力していきましょう。
STEP②|損切り(%)を入力する
損切りになった場合の損失額が、自己資金の何%になるか設定してください。
この記事では、2%損切りルールを推奨していますので、2%のままでOKです。
STEP③|日本円換算値を入力する
1万通貨でトレードした場合の1Pipsの変動損益を入力します。
クロス円の場合は、[100円]のままで大丈夫です。
他の通貨ペアの場合、以下のようにクロス通貨の日本円レートを記入してください。
[EUR〇〇][GBP〇〇]の通貨ペアを取引する場合、[〇〇JPY]を確認して、[日本円換算値]に記入します。
STEP④|損切り(Pips)を入力する
エントリーポイントから損切りポイントまで、何Pipsあるか記入してください。
この資金管理方法を利用することで、必然的に損切りを設定する癖がつくのでおすすめです。
その他の項目について
上記で解説した①~④以外の項目は、自動で計算されます。
[損失額]
指定されたポジションサイズで取引をした場合に、損切りになったときの損失額が、円単位で自動計算されます。
[ロット数]
こちらには、ポジションサイズが自動計算されます。
・MT4での1ロット=10万通貨で表示
・1万通貨単位で表示
どちらも、同じポジションサイズですので慣れている方を確認してください。
FXの3つの資金管理方法
①ポジションサイズ
どれくらいのポジションサイズで取引すればよいのか?
まずは、正しいポジションサイズで取引することが、第一の資金管理です。
②損失管理
プロディーラーであれば、損失管理はある程度組織内でルール化されていると思います。
しかし、個人トレーダーの場合はルールがありません。
メンタルが崩壊してトレードをコントロールできなくなっても、助言してくれる人、規律を正してくれる人がいません。
そこで、損失管理が必要になってきます。
損失管理とは、ある一定期間での最大許容損失のことです。
最大許容損失額に達した時点で、トレードを終えるルールを設定しましょう。
・1日に5%以上の損失を出した時点で、トレードを終える。
・自己資金の10%の損失を出した時点で、その月のトレードを終える。
・自己資金の20%の損失を出した時点で、ロジックの見直しと検証作業を試みる。
・3連敗したら、トレードからいったん距離をおく。
③リスクヘッジ
ここでいうリスクヘッジとは、リスクの分散という意味で使っています。
『卵をひとつのカゴに盛るな!』
つまり、同じ手法、同じ通貨、同じ時間足だけでトレードすることがリスクの集中につながるということです。
・複数の通貨ペアで取引する。
・デイトレードだけでなく、スイングトレードも同時進行する。
・2つの手法を利用する。
このように、リスクの集中をさけて長く運用していきましょう。
まとめ
この2%資金管理はレバレッジを最大限に活かしながら、安全に効率よく資金を増やすことができるという点が優れています。
是非、資金管理計算エクセルシートを使って正しい資金管理を身に着けてください。
レバレッジ変動型2%資金管理については、 【なぜ上級トレーダーは、レバレッジを最大限に活かしたFX資金管理2%ルールを利用するのか?5つのメリット】でも分かり易く解説していますので参考にしてください。 |
その他の記事をお読みになりたい方は、【エイクのブログ】をご覧ください。
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