【投資サロンよりpick up】今週の相場 2017/2/20~
今週の展望 マーケットの変調は続くのか?
配信日:2017/02/20 03:53
ゼロヘッジというサイトがありますが、カナダで最も有名な投資家、フェアファックス・ファイナンシャルCEO、プレム・ワトサ氏が1.1Billion USD もの損失を出して、米国株ベアポジションを閉じたと報じてます。ジョージ・ソロスしもトランプ氏当選直後にショートで大きめの損失を出したと報じられましたが、同様にベアになって損失を被った人は多いのでしょう。
先週までの米国株の堅調さは、こうしたファンドの損切りによるものだとわかります。連日のように高値を更新していきましたが、ショートで切れなかった人が結構いたということでしょう。株の上サイドのリスクは、ある程度解消していると思います。
一方、株の堅調さとは対象的に、米国金利が低下し、ドルが下落したのは、かなり不思議でした。 イエレン議長が(意見別れますが)強気の姿勢を示し、強い経済指標が連発、しかも今後「驚異的な」税制改革発表が控えているというのに、ドルは下落しました。同時に長期金利も低下しました。
金利マーケットはプロだけのマーケットです。よって、比較的他の市場と比べて、間違って反応することはほぼありません。「税制改革」が発表される前に金利低下しているということは、税制改革の内容がそれに漏れ伝わり、それが「がっかり」させるような内容だからということかもしれません。
先日、たまたまCNBCを見ていたら、ポール・ライアン下院議長が話しており、ボーダータックスにかなり積極姿勢をみせてました。彼が積極的な国境税支持者であることもあり、下院共和党は国境税支持です。ただ、本当に国境税が決まるとなると、市場はミニ「パニック」状態になるでしょう。
今週は、特別注目すべき指標発表はあまりありません。経済指標の発表はそれなりにありますが、先週ことごとく強い数字が出た割には、無反応でした。今週の動きを見てみたいものです。
現在ドル円ショートと、ユーロドルロングのポジションを持ってますが、ユーロドルの下落は少し驚きました。ドル円が上昇するようなら、いったん閉じて、上がったところをもう一度売ろうかなとは思ってます。
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【川合美智子の今日の戦略より】
今日の戦略
配信日:2017/02/20 07:59
ドル/円(7:59現在112.94-96)
○ドル/円、下値抵抗に跳ね返される可能性に注意。クロス/円、上値の重い展開か。
ドル/円は、日足が3手連続陰線引けとなり、2手前の陰線が21日移動平均線を下抜け始めており、日足の形状が悪化しています。この21日線は2/17現在113.33にあります。一方で日足で見た強い下値抵抗が112.50-60、112.00±10銭にあり、これを割り込んで終えるか111.50割れを見ない限りは短期トレンドも変化せず、ドル売りも慎重に臨む必要があります。
ドル買いは112.50-60で押し目買い。損切りを浅くするなら112.30で一旦撤退して112.00-10で再度押し目買い。この場合の損切りは一段の下落リスクが生ずる111.40で撤退です。
ドル売りは1日様子見とします。
日足の上値抵抗は114.00-10、114.60-70に、下値抵抗は112.50-60、112.00±10銭にあります。
短期トレンドは112.50割れでニュートラルな状態に変化しますが、111.50割れを見ない限り、ニュートラルな状態を維持します。逆に114.60-70の抵抗をクリアして越週するか、115.50-60の抵抗をクリアした場合は下値リスクが後退して一段のドル上昇に繋がり易くなります。
ユーロ/ドルは前日の陽線の値幅を打ち消す陰線が出ており、短期トレンドはユーロやや弱気の状態にあります。一方で2/2に付けた1.0829を起点とする短期的なレジスタンスラインの上に位置しており、この日足のサポートが1.0540-50にあることから、これを割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。短期トレンドが弱いので、買いは様子見です。売りは1.0640-50で戻り売り。損切りは1.0710で一旦撤退です。短期トレンドは1.0750-60の抵抗をクリアした場合はニュートラルな状態に戻しますが、この場合でも1.08台に日足の実体を戻さない限り、下値リスクを残します。
ユーロ/円は実体のやや大きい陰線引けとなり、単体では下値リスクの高いものです。また、この揉み合いの間に121.10-20に強い上値抵抗が出来ており、反発余地が限られ易くなっています。一方で、中期トレンドは強気の状態を維持しており、週足ベースで見た強い下値抵抗が116円台にあることから、このレベルでの売りも慎重に。ユーロ売りは120.40-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を120.80-90近辺まで見て置く必要があります。損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す121.60に置く必要があります。買いは様子見です。
ポンド/ドルは反落。日足の形状が悪化しており、1.2514にある21日移動平均線の下に入り込んでいますが、1.2360-70にやや強い下値抵抗が控えており、これを支えとして反発の可能性を残しています。買いは1日様子見か1.2360-70で軽く押し目買い。損切りは1.2340で浅めに一旦撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。売りは様子見か1.2480-90で軽く戻り売り。損切りは1.2560で撤退です。
ポンド/円は続落。日足は下値リスクがやや高い形ですが、200日移動平均線が139.57に、120日線も137円台に位置しており、中期トレンドが崩れていないことから、136円を割りこんで来ない限り、売りも慎重に。短期トレンドが弱く、下値リスクがより高いので買いは様子見とします。売りは141.20-30で戻り売り。損切りは142.10で一旦撤退です。
豪ドル/円は続落。日足の形状が悪化しており、88円台で目先天井を確認した可能性が点灯していますが、86.10-20の下値抵抗を守っており、短期トレンドの変化が認められないことから、豪ドル売りは様子見とします。買いは、86.50-60以下で軽く押し目買い。損切りは85.90で一旦撤退です。
(ドル/円)
上値抵抗:113.30-40、113.70-80、114.00-10、114.30-40、114.60-70
下値抵抗:112.50-60、112.00±10銭、111.60-70、111.50、111.00-10
【井上哲男 相場の潮流より】
潮流224 日経平均の上値追いは目先難しい状況か
配信日:2017/02/20 07:55
金曜日の米国ダウは7連騰も前日比の上昇幅は4.28ドルと、前日の7.91ドル高に続き非常に小幅。先週水曜日から3日間のダウのザラ場高値は、順に、20620.45ドル、20639.87ドル、20624.05ドルと、20600ドル台でまずは足踏み状態となっている。
この7連騰を受けて、ダウの過熱感は4つ点灯した。点灯していない25日移動平均乖離率も含めてその数字を記すと、25日移動平均乖離率:2.68%<3%(未点灯)、9日3日ファストストキャス%K:97.467%>90%(点灯)、同%D:97.679%>90%(点灯)、スローストキャス%D:98.089%>90%(点灯)、RSI14日:83.008%>80%(点灯)である。 先週末に書いたRSIが点灯したことになる。
前回、ダウで5つのサインがフル点灯したのが昨年12/8のこと。トランプラリーで相場が急上昇を演じ、市場のコンセンサスが「ここからは利食いも入り、いったん調整するのではないか」となった際に示現したのであるが、「5サイン点灯は、過去に、その後しばらくもみあった後に再度上昇することを繰り返してきた」と、その後の再上昇を予想し、安易な売りポジションを作らない方が良いと書いたのだが、この12/8のダウの終値が1万9614ドルであり、12/20には1万9974.62ドル(終値)にまで上昇したこと、そして、現在に至る強い相場づきとなったことから、このアドバイスは奏功したと考えている。
今回、ダウで再度過熱感5サインが点灯した場合には同じことを述べるつもりであるが、金曜日に4つまでは点灯したこのサインが、休場明けの2/21の米国市場でフル点灯になる条件は、(ダウが)終値で2万0719ドルを超えること。金曜日比で95ドル程度の上昇が必要となる。
しかし、日本市場については、ここまで、「官製相場」と、「日経平均先物買戻し+TOPIX先物買い増し」を緩やかに繰り返すゴールドマンサックス、そして、方向感、相場感なく動くアルゴによって、値保ちの良い状態が続いて来たが、そろそろ、米国市場についていかれない展開=(相対的な)アンダーパフォームを予想する。需給的な理由は1つ。それは、1/4の爆上げ以降は、外国人が「日本株現物」を全然買っていないということに尽きる。(この主体別動向については、昨年10月以降と今年の1月第2週以降に分けて、今週記すこととする)
冒頭に書いた先週、木曜日、金曜日の、ダウの小幅上昇であるが、VIXは“上昇”とは言えない程度ではあるが、11.76%、11.49%と、少なくとも、「再度の10%台突入」とはならずに僅かに上昇している。そろそろ、歴史的な低位で推移したVIXも“自律反発”する時期を迎えつつあることを感じる。
そのため、先週書いた、「『揉み合い期間』を利用した、タイムデイケイ(時間の経過とともに、満期までの時間が減少することによるプレミアムの低下と考えてよい)プレイ、つまりはコール売りを行いたいと思っている。そして、揉み合い最中に今度はプット売りにより、自己ポジションにおいてはショート・ストラングルのポジションを作ろうと思う」のストラテジーに変更はないが、しかし、いかんせん、3月限のプレミアムは小さい。2万0250円コールで17円、2万0500円コールで8円しかない。因みに4月限だと、2万0250円コールで85円、2万0500円コールで50円。まだ。満期まで50日以上あるが、この4月限のプレミアムも追っていくこととする。
【天空の狐 ビットコインメルマガより】
週報1 2017-2-20 寒梅と傘と春へ
配信日:2017/02/20 12:02
1、トレード日誌メモ
メインシナリオ マーケットの基調
ダウ 短期 上昇から持ち合い 中長期 上昇
ドル円 短期 調整地合い 中期 調整上昇 長期 上昇 110ラインに注目 シナリオが失効
ビットコイン短期 上昇基調 中長期 レンジ 直近の高値の到達に注意
原油 短期 レンジ 上値を試す 中長期 反発上昇 上限レンジを試す展開
ゴールド 短期 上昇基調の調整 中長期 上昇 底値を確認中 強気の相場の可能性
国債利回り 短期 レンジ 中長期 反発上昇 乱高下 様子見
TLT 短中期 調整レンジ 長期 下落 目先、中立に変更
資源通貨 短期 上昇 中長期 上昇 底値を確認中 BOXUPを待っている状態
ユーロドル 短期 弱い下落基調 中長期 下落 中立であり弱い下目線 4月に変な変化日?4月10~15
週報1 2017-2-20 寒梅と傘
先週から寒梅のようなマーケットの動向で、やや雲いきが怪しいです
ファンダメンタルとテクニカルの方向がちぐはぐのため、
ファンダメンタル系からは、悲観の声
テクニカルだと、綺麗な押し目など、追撃の場になります
こうした、自分のシナリオを描いたら、反対のシナリオの誘惑に負けないように
跳ね除けるように、自分に傘をさして強い信条を手に持つことが大切です。
また、今週は、傘をさして、晴れるのを待つ相場でもあります。
その春の訪れは、非常に近く、火曜日から本格的に、マーケットが動き出しをみれるのではと予想しています。
月末に向けての動きになりながら、ポジションも整理をした地合いであり、今後の展開を示す、羅針盤がマーケットから浮き出ると見ています。
フェイクニュースに騙されて書いてるレポーターが散見されるのですが、気にしないでください
アメリカ政治が色々とゴタゴタして政権運営に問題だ、などと発していたらフェイクです。
従来の政権交代の場面では通常のことです。
やや上級者向けのマーケットです。
こうした、メインシナリオから調整をして、どこではいるか?落ち着いてください、
今年のマーケットは通年より、ボラティリティが高くなる予想をしています
そのため、乗り遅れても焦らず、確実にいきましょう。
個別に診ると、
引き続き、原油の動向に注目をしています。ブレイクかどうか?マーケットの動因になる予想です。
ゴールド、調整地合いながら、次の展開を待っています。
資源通貨は順調の展開と捉えています 目先は調整から、商品市場の牽引を待っています
ドル円、直近、円高の展開であり、北朝鮮による不安です。アメリカの健全な持続成長があるかぎり
基本は円安トレンドです。下値を底堅い展開から再上昇、クロス円も同様です。
ユーロドルなど、ドルストレートは中立で弱い下目線です。1.082 1.148カウンターラインにユーロドルを意識します。ドルの利上げを織り込みだしたら、一機にドル高です
ビットコイン、高値を試した底力を感じるのですが、
ビットコインとゴールドの地合いを考えたら、ゴールドに投資先として選びます
日本のお金が入ると情報が入ってきていますが、論拠性がありません
そのため、直近の高値到達からの展開に要注意です。
ダウ 堅調地合い、引き続きマーケットを牽引役です
TLTはレンジ、動意を待ちます。中立でマーケットを捉えています。
3月の月報を書いてるのですが、中旬にイベントが多く
こうした動きへの折り込みを開始すると今週は見ています。
FOMC15日の利上げの可能性があり、強い展開です。
日本の季節は春になりだしたので、マーケットが本当に動き出すまで、実際の春の訪れを楽しんでください
よろしいですか?