【No.1 いいだっち先生】専業トレーダーのリアルな実像〜終値を重視する再現性が高いトレードで専業生活を実現
7人の成功者からFXで生きる術を学ぶ
今は兼業トレーダーとしてFXをやっているけれど、いずれは仕事を辞めて専業トレーダーになりたい! と考えている方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、FXで生活する専業トレーダーおよび他の事業を行いながらFXメインで資産形成しているトレーダーの7名にご協力いただき、どのように専業になり、どうやって稼ぎ、どんな生活を送っているのか、その実態を語ってもらいました。
※この記事は、FX攻略.com2019年8月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
いいだっち先生さんプロフィール
元進学塾の講師。温泉が大好きで温泉ソムリエの資格を持つプロのFXトレーダー。「終値トレード法」という手法を用いて多くの優秀なトレーダーを育成し、そのオンラインによる勉強会ではお年寄りから若者まで全国から多くの参加者が学んでいます。「終値」を重視したチャート分析手法が、24時間相場に集中しなくて済むトレード法として兼業トレーダーたちに好評を得ています。
ブログ:http://iidatchi.blog.fc2.com/
Twitter:https://twitter.com/iidatchi
ラインチャートで終値が見やすく
いいだっち先生の代名詞といえば、「終値トレード」。ローソク足を構成する4本値のうち、終値を圧倒的に重視します。
「そのローソク足が陽線か陰線かを決めるのは終値ですし、移動平均線やボリンジャーバンドなどの各種テクニカル指標は、終値の価格を基に計算されています。終値をしっかり意識することで、有利なトレードが可能になります」
この考え方と相性が良いのがラインチャートです。これは、4本値のうち終値のみをチャート上に線で表示したもので、始値、高値、安値は表示されていません。こうすることにより、余分な情報が画面に表示されず、シンプルに分析を行うことができます。
いいだっち先生の得意手法のうち、「どんぴしゃパターン」は、このラインチャートを使うことで、判断に迷いが少なくなります。少し前の終値と最新の終値が一致すると、そこから上昇や下降が始まりやすい、というのがどんぴしゃパターン。
「相場の参加者は、誰もが安く買い、高く売りたいと思っています。そのため、直近の高値や安値がその目安になります。それが続けてピッタリ揃った場合には、そこから相場が転換するサインになりやすいです」
とのこと。特にレンジ相場では、終値が一致する水平ラインが反転の始まりになることが多いです。
よろしいですか?