【No.2 異国の戦士】専業トレーダーのリアルな実像〜情熱と根性でFXの基礎固め EA運用を主体に専業生活
7人の成功者からFXで生きる術を学ぶ
今は兼業トレーダーとしてFXをやっているけれど、いずれは仕事を辞めて専業トレーダーになりたい! と考えている方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、FXで生活する専業トレーダーおよび他の事業を行いながらFXメインで資産形成しているトレーダーの7名にご協力いただき、どのように専業になり、どうやって稼ぎ、どんな生活を送っているのか、その実態を語ってもらいました。
※この記事は、FX攻略.com2019年8月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
異国の戦士さんプロフィール
海外(主にヨーロッパ)を中心に生活。FX初心者から上級者まで役に立つ情報をブログなどにて発信中。オリジナルインジケーターやEAの作成、手法の開発を行う。
ブログ:https://fx-wintrade.com/
Twitter:https://twitter.com/ikokunosenshi
EAの得意な相場をしっかり見極めよう
開発したEAやインジケーターが人気商品となっている異国の戦士さんですが、ご自身の専業トレーダーとしての運用も、EAによる収益がメインとなっています。
「自分で開発した『異国のVictory』と、他の自作のEAを回しています。トレンドが既に出ているところで押し目買い、戻り売りをするロジックがメインで、ファンダメンタルズ要因によって運用を止めることがポイントだと思っています」
EAを止めるファンダメンタルズ要因の主たるものは、米国の雇用統計だそう。
「雇用統計の前後3時間はEAを止めます。これは検証とバックテストで導き出した、自分なりの結論です」
EAには得意な相場、苦手な相場があり、それを知って運用のオン・オフをすることで、収益性を高められるとのこと。自分で開発したものでなくても、動きを見ていれば分かるので、運用しているEAの特徴を見極めることがポイントです。
そんな異国の戦士さんですが、どんなきっかけで専業トレーダーになったのでしょうか。
「2年前にIT企業を退職して、ポーランドで中古のブランドバッグを販売するビジネスを始めました。その後、このビジネスのメインの部分を知人に任せ、FXのみで生活するようになったのが2019年の春です」
FX専業になる少し前の時期から、インジケーターやEAの開発・販売により、利益を得ていたとのことです。FX自体は6年前より始めていました。
「IT企業勤務時代、仕事を辞めたくてインジケーターやEAの研究をしていました。ただ当時は、作ったものを販売するという発想がなく、インジケーターやEAを販売できるサービスがあることも知りませんでした。あくまで自分のトレードのために、勝てるものを作ろうとしていました。
今、開発しているEAの土台になる基礎的なものは、だいたい1年かけて作りました。無料のEAを手に入れて、その中身を調べるということを繰り返しました」
よろしいですか?