第4回:勝てるトレーダーになるための絶対的なルール5選+そのルールを破るタイミング
第4回:エド・スィコータ
■損切りは早く、利食いはじっくり、ポジションは小さく、躊躇なくルールに従う、ルールを変えるべきときを知る
この言葉は一般トレーダーやビジネスパーソンが言っていた言葉ではありません。
エド・スィコータというトレーダーご存知ですか?
(引用元:http://www.azquotes.com/)
最初大手証券会社に勤めて
有用なトレーディングシステムを考案し開発しましたが、
経営陣から干渉が始まったため、独立。
独立してからは、
1972年に運用を始めた5000ドルが
16年経った1988年には250000%を超えるまでになりました。
ちなみにMITで学位を取っているので
ただセンスだけで勝負しているわけではないです。
彼にはトレードに対するいくつかの信念がありますが、
私たち一般投資家に役立つ名言があります。
■1 損切りは早く 2 利食いはじっくり 3 ポジションは小さく 4 躊躇なくルールに従う 5 ルールを変えるべき時を知る。
1~3までのルールはわかりやすいと思います。
気になるのは4,5ですね。
4,5はほぼルールに従いながら
相場のことを絶えず研究しより良いルールを発見し
適宜ルールを入れ替えることを指しています。
ちなみにエド・スィコータは他にも名言を残しています。
インタビュアーからこのように質問された時の答えです。
Q 普通のトレーダーに贈るアドバイスとして、一番重要なことは何ですか。
■正直すぎる回答かも。。
That he should find a superior trader to do his trading for him, and then go find something he really loves to do.
これを日本語に訳すと
「彼は優秀なトレーダーにトレードしてもらい、
何か他のすべきことを見つけなさい」
です。
普通のトレーダーはトレードやめなさいってことです。
きっとどうせ勝てないのだろうから、ということでしょう。
もう1つだけ名言を紹介します。
■皆、相場から自分の欲しいものを手に入れる
これは強烈なマインドセットになります。
どういうことかというと、
勝ち組トレーダーも負け組トレーダーも
手に入れたいものを手に入れているということです。
勝ち組トレーダーはお金を手に入れてますよね?
負け組トレーダーはお金を失ってるじゃん?
と思うかもしれませんが、
誰も気にしない自尊心やプライドや
自分が正しくて相場が間違っているという
マーケットに対して歪んだものを手に入れています。
ようは自分を大事に思いたい気持ちを手に入れてるんですよね。
その代わりお金を失う。
あなたは相場から何を手に入れたいですか?
このコラムでは、具体的なツールやトレード手法は出せませんが、
ブログなどで質問・問い合わせいただいたら参考になる情報が手に入ります。
よろしいですか?