第5回:自尊心なんてクソくらえ。金儲けの方がもっと大事だ
第5回:マーティ・シュワルツ
みなさんはトレードに何を求めていますか?
99%の人は「資産運用」と答えるでしょう。
もしくはお金儲け。
でもそう答えている人の95%は自分自身にウソをついています。
それは大損をしてしまう場面で明確に表れます。
マーティ・シュワルツというトレーダーはそのウソを
私が勝てるトレーダーになったのは「自尊心なんてクソくらえ。金儲けの方がもっと大事だ」と言えるようになったから。
という言葉で表しています。
(引用元:http://financial.harbor-tokyo.com/report/marty_schwartz.html)
トレードでお金を稼ぐためにすることって決まっていて、
みなさんもインターネットで簡単に情報を手に入れることができます。
この連載の第4回でも紹介しましたが、お金を稼ぐために必要なことって
「損切りは早く、利食いはじっくり、ポジションは小さく、躊躇なくルールに従う、ルールを変えるべきときを知る」
だけです。これを忠実にロボットのように実行すれば自ずと資産運用がうまくいきます。
プラスして秀逸なストラテジーがあれが言うことなしです。
でも95%の投資家は勝てないという事実。
言葉にするとこんなにシンプルなことが実際はとても苦痛を伴うアクションなのです。
なぜでしょうか。
ここでマーティ・シュワルツの言葉が光ります。
つまり95%のトレーダーは損を確定したくない、トレードで負けたと認めたくない小さなプライドの方を取ります。
だからお金儲けで負けるのです。
本当にお金儲けだけに集中できているトレーダーが
どれほど早く損切りをするか見たことがありますか?
「え?もうちょっと待ってたらまた相場転換するかもしれないのに。。」
と言いたくなるスピードです。
この場合は負けることよりも、次のチャンスに備えて資金を持っておきたくて、
この先どうなるかわからない、自分の思惑が外れたマーケットに資金なんか
残すのが勿体ないという考えをします。
損したことや負けたことには目もくれません。
必要経費と割り切ります。
自分のプライドを優先して失敗を認めず損切りもできないようでは、資産を増やすことはできませんね。
このコラムでは、具体的なツールやトレード手法は出せませんが、
ブログで質問・問い合わせいただいたら参考になる情報が手に入ります。
よろしいですか?