今年の夏相場は夏枯れではなくサマーラリーの予感大![杉村富生氏メルマガより]
GogoJungleが提供している杉村富生さんの投資メルマガ「杉村富生投資サロン」より、今日配信されたものからほんの一部をご紹介。
参院選挙後の日経平均株価の上昇確率は74%!
足元の相場はいまひとつはっきりしません。注目の参院選挙は「与党優勢」と伝えられています。これは各種世論調査の予測ですが、この時点ではあまり当てになりません。2~3割を占める浮動票の投票行動は逆に働くことがあるのです。
まあ、いずれにせよ、7月22日の選挙後には夏相場(サマーラリー)がスタートします。ちなみに、1950年以降の参院選挙後の年末までの日経平均株価の騰落率をみると、17勝6敗(勝率73.9%)となっています。
選挙前~選挙中のモヤモヤ(気迷い感)が選挙後にはふっしょくされます。それと、改めて述べるまでもありませんが、日本市場は出遅れています。アメリカ市場のPER17.2倍、PBR3.16倍に対し、日経平均株価のPERは12.1倍、PBRは1.06倍にすぎません。夏~秋にかけて、この修正がありそうです。
外国人は目立たないものの、6月下旬に入って中・小型株をコツコツと拾っています。この傾向は過去の国政選挙にもみられました。2017年の衆院選挙(10月22日投開票)が代表例です。この局面では選挙後に、日経平均株価が16連騰を記録しました。今回、そのパターンを再現する、との期待が高まっています。そうなるのではありませんか。
『杉村富生投資サロン』(杉村富生)より引用。
杉村先生は参院選後の日経平均株価の上昇率の高さに注目されています。さらに米国株市場と比べて、日本株市場のPERやPBRの低さが選挙後に上方修正されるとの補強材料も。参院選の投開票日が今週末に迫った今、サマーラリーを見据えての銘柄物色が長期的にみて良いのかもしれません。(編集部)
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