【8/2】雇用統計直前、ファンダメンタルを完璧に捉える
▼ファンダメンタル分析の落とし穴
FOMCに引き続き、今夜は雇用統計が発表されます。
大きな値動きに乗りたい方は、この機会を心待ちにしているかもしれませんね。
単なる一時的な大きな値動きは、投資家の求めているボラティリティとは少し違います。
大方の場合重要指標ではテクニカルを無視した乱高下を見せます。
私は、こういう機会は見送ることにしています。
大小を問わなければ、ニュースというのは世界中で次から次へと起きています。
最初に結論から申し上げますと、これを全てカバーするのは不可能です。
100歩譲って、すべてのニュースを読んで把握したとしましょう。
しかし、次にもっと難解な問題が待っています。
そのニュースが発表されたらどっちに動くかそんなこと誰にもわかるわけありません。
毎月雇用統計の予想が発表されていますが、予想とトレードというのはまた違う世界の話です。
特に為替において、世の中の勝っているトレーダーの9割以上がテクニカル至上主義だと思います。
今朝も北朝鮮のミサイルのニュースが流れましたが、それはそれ、トレードはトレードです。
▼ファンダメンタル攻略法
朗報です。
難解なファンダメンタルをほぼ完璧に捕捉する方法があります。
私も実践しています。
本日は雇用統計ですし、華金なので、さらっと読めるファンダ攻略法をご紹介していきます。
それにはまずステップがあります。
①重要指標を把握する
まず、いつどんな発表があるかは覚えていなくとも、すぐに把握できる状況にしておきましょう。
ゴゴジャンさんにも指標カレンダーがありますので、こちらをお気に入り登録しておくといいでしょう。
為替が大きく反応するレベルのニュースや発言というのは、政府や金融機関関係の政策や要人発言であることが多いです。
DJがパワハラしようが、YouTuberがスクランブル交差点で寝ようが為替には関係ありません。
つまり数あるニュースの中でも、ここだけを把握しておけばいいのです。
私の方法では、ここで言うならば☆3つのものだけで大丈夫です。
中でも影響力が最強クラスなのが、本日21時半の雇用統計です。
②重要指標時はノーポジで挑む
先ほど把握した指標時はトレードを控えてください。
もしポジションを持っていた場合、含み益と関連通貨かどうかに応じて決済します。
指標のような乱高下が発生する場合は、平常時に有効なラインも無視して動きます。
そんな難解なポイントでトレードをするなんて危険すぎます。
基本的に、NY時間に多く発生するのでNY時間自体取引をしないというのも手です。
トレードに限らず、何事も有事の時に適切な対応ができるかどうかで明暗が決まります。
関西の某大手企業にも読んで頂きたい部分です。
③後出しでテクニカル分析をする
私の攻略法で、最難関を無傷で乗り切りました。
いよいよ攻めるターンです。
新しくできた安値、高値の波形にラインを引き、いつも通りの収益を得られるテクニカルを充てていきます。
いつも通り、収益性の高いポイントを待って、いつも通りのエントリーをして下さい。
後出しであれば、ファンダ要素を踏まえた上でのトレードを仕掛けることができます。
これ以上のファンダ踏襲要素を私は知りません。
おそらく存在しないと思います。
▼まとめ
ふざけているわけではなく、これが本当にファンダメンタル分析の攻略法です。
例え手法は違えど、ほとんどの収益を上げているトレーダーはこの攻略法を手法に組み込んでいます。
先読みが不可能なファンダには、テクニカルを使って後出しじゃんけんに持ち込むのです。
私達トレーダーには、テクニカル分析という最大の武器を持っています。
この最強の武器が有効なのは、あくまでも平常時です。
チャートは全てを織り込んで動きますし、平常時であればチャートは読めるものです。
有事の時は静観に徹して、恋人と電話でもしていた方が有意義ですし、週末のデート代も守れるのです。
ファンダの攻略方法と、モテる秘訣をこんなに短い文章で解説した記事はおそらく世界初です。
男性諸君、すごい記事を読んでしまいましたね。
そして最後に、全ての値動きで収益を得られるトレーダーは絶対に存在しません。
最もイージーなポイントのみで、ストレスなく堅実にお金を増やして行くのが最善と考えています。
トレードは人生を豊かにするツールであり、トレードに人生を賭けるものではありません。
トレードでどう人生を豊かにするかを最優先していきたいものです。
次回は、私が使っている手法を公開します。お楽しみに。
よろしいですか?