投資とギャンブルの境界は?⑤まとめ 世界一の投資家のパフォーマンスから考えるー東京総合研究所ー
みなさんこんにちは!
東京総合研究所スタッフチームです!
「投資とギャンブルの境界は?」シリーズ最終回として、まとめていきたいと思います。
このまとめを通じて、投資とギャンブルの何が違うのか、またお金をどこにつぎ込むべきなのかということがわかると思います。
まず、これまで見てきた4つの還元率をおさらいすると、
- 公営競技・・・約75%
- カジノ・・・90~99%前後
- 宝くじ・・・約50%
- 株・FX・・・99.9%(長期投資の場合100%超え)
でした。
世界一の投資家ウォーレン・バフェットは、53年間年利20.9%のリターンをあげています。
S&P500の年利は8.7%なので、ウォーレン・バフェットは市場平均に対してプラス12%を出しているということになります。
公営競技や宝くじを見てみましょう。
もし、公営競技や宝くじでバフェット並の成績をあげられたとしても、還元率は100%に到達しません。
すなわち、公営競技や宝くじの達人でさえも、長期的に利益をあげることは不可能なのです。(宝くじはただの運なので達人は存在しないかもしれませんが・・・笑)
そのため、公営競技や宝くじは完全にギャンブルであるといえます。
カジノはどうでしょうか。
カジノではカードカウンティングなどによって還元率を100%以上にすることができます。
しかし、ばれると基本的に出禁になります。
カジノ運営側は、儲けているプレーヤーを要注意人物として監視するのです。
実際に、MITブラックジャックチームというマサチューセッツ工科大学の学生グループが、集団でカードカウンティングに挑みましたが、結局カジノ運営側に追い詰められました。
そのため、カジノも勝ち続けることは難しいのでギャンブルであるといえます。
FXや株はどうでしょうか。
FXや株の短期売買は一般的に投機と呼ばれています。
Weblio辞書によると、
投機とは
将来の価格変動を予想して、価格差から生じる利益を目的に行う売買取引
です。
ギャンブルは胴元が利益の多くを持っていきますが、投機の場合は胴元がいないため、実力がある人が利益を総取りしていきます。
そのため、腕があるなら十分資産運用の手段として考えられます。
反対に、勝てない人にとってはギャンブル同然だといえるでしょう。
株の長期売買の場合は、将来の安定的なリターンを想定して資金を投じるため、ギャンブル性は極めて低く、投資であるといえます。
しかし、株式である以上銀行預金や債券に比べてリスクは高いです。
何が一番良いのか?
以上の考察から、投機であるFX・株の短期売買か投資である株の長期売買が選択肢として残ったと思います。
どちらが良いのでしょうか。
投機のメリットは、短期間で莫大なリターンを出すことができるということでしょう。
レバレッジを高くかけて、短期の変動に着目すればすぐに大金を得られる可能性があります。
デメリットは、実力がないとすぐに資金を失ってしまう点です。
初心者がプロに勝つことは難しいでしょう。
投資のメリットは、安定的にリターンをあげられる点でしょう。
デメリットは、資産が増えていくのがゆっくりであるという点です。
せっかちなタイプの人には向かないかもしれません。
どちらを選ぶかは人それぞれです。
性格に合う方を選ぶことは非常に大事です。
ぜひ「投資とギャンブルの境界は?」シリーズから学んだことを自身の資産運用に活かしてみてください。
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