EAとインジケータの違い
お世話になっております、ねこ博士です。
今回は、表題の内容について、
少し記載してみたいと思います。
私は普段、
EA(自動売買プログラム)の作成をしております。
特に人気のある商品としては、
・Pips_miner_EA
・NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo
・粉雪、吹雪
などなど、様々なEAを開発して、
「より勝ちやすいEA」の開発にむけて、日々、研究を行っております。
ここで、FXの世界では、
(1)EA(自動売買ソフト)
(2)インジケータ
と、大きく、2つのジャンルがある、ということに、
すでにお気づきの方も、多いかな、と思います。
この2つの違いは、簡単にいってしまうと、
『取引を、自動で行うのか、手動で行うのか』
という違いとなります。
実際のところ、どちらのソフトウェアも、
「エントリーのポイントで、サインが出る」
「決済のポイントで、サインが出る」
という点は、一緒です。
両者の大きな違いは、
EAでは、
エントリーから決済までを「全自動でやってくれる」のに対して、
インジケータでは、
「サインが表示されるけれど、エントリーや決済は、自分(手動)でおこなう」
という、違いとなります。
このあたりは、完全に、好みの問題でして、
・「全自動で、全てのトレードを完結してしまってほしい(ほったらかしにしたい)」
という人もいれば、
・「エントリーポイント」だけを、してくれればいい
(エントリーは、自分自身でやりたい)
という方も、多くいらっしゃいます。
この意味では、
どちらも必要なソフトウェアであって、利用者様の好みに合わせられるように、
「2つの形態」がある、という形になっております。
ただ、ここで、両者には、とても『大きな違い』があります。
それは、
「バックテストができるかどうか」という点です。
『EA』では、自在にバックテストが実施できます。
これにより、過去2005年~2019年といった、非常に長期間に対して、
そのサインの優位性を、チェックすることができます。
それに対して、
『インジケータ』では、このバックテストができません。
(「サイン発生型のインジケータ」でも、そうですし、
「サインの発生しないタイプの裁量型インジケータ」では、ますます、
バックテストのしようがない、という状態です)
そのため、インジケータについては、
【自分で、そのサインが優位性をもっているのかどうかを、判断するしかない】
という形になってしまいます。
たまに、販売者の方が、
「過去には、こんな成績でした!」といったことを、
書いてくれていることもあるかと思うのですが、
たいてい、そういったものは、
「調子の良かった期間」だけを抜き出してしまっていたり、
ということで、実際に、リアル稼働でそのインジケータを動かしてみると、
【ダマシ(エントリーとは反対方向に値が動く)】に逢うことが、
とても多かったりする、というのが、実際なのではないかな、と思います。
このような意味で、
インジケータは、『優位性の判定(評価)が、とてもしずらいソフトウェア』
ということが、できるかと思います。
そのため、インジケータを買うときには、
「先に買われた方のレビュー」などを参考にしたりして、
その信頼性を判断するしかない、という形になってしまいます。
ただ、こういったレビューについても、
自分とは全く違うトレードスタイルの方のレビューであったりすることも良くあるため、
必ずしも、【レビューの評価が高いから、勝てる】ということにはならないのが、
「インジケータ商材」の、購入可否の判断の、とても難しいところではないかと思います。
このようなことから、
当方では、普段、EAを作成しておりますが、
「過去の成績が確認できるインジケータを作れないだろうか?」と考え、
新しいインジケータの開発に着手しました。
過去の成績が確認できるのであれば、
これまでの「優位性があるのかないのか、わからない」という、
従来型のインジケータの不満点を、解消できると思ったためです。
そして、つい昨日、
そのインジケータが完成いたしました。
名前は、
『ねこインジケータ』といいます。
このインジケータでは、
【発生するサインの、過去の成績(2005-2019)を確認できる】
という形で、作成してあります。
詳細については、
販売ページをご覧いただければ、と思いますが、
従来のインジケータとは、かなり異なる特徴を備えていると思いますので、
よろしければ、導入をご検討してみていただければ、と思います。
<ねこインジケータ 商品ページ>
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/21014
ねこ博士
よろしいですか?