[幕間]移動平均かい離率をもう少し掘り下げる&EURUSD H1 2017/3/30 ハーモニック状況
■ハーモニックと移動平均かい離率
幕間ということで、移動平均かい離率をもう少し掘り下げたいと思います。
移動平均かい離率ですが、
・異常なかい離率
・かい離のトレンド割れ
の2点が基本ということです。
さて、かい離率がどの程度なら、要注意なのでしょうか?
早速、標準偏差をとってみましょう。標準偏差といえばボリンジャーバンドですが、ボリンジャーバンドに対するClose値は標準偏差分布をしていないことはブログで記事にしています。
[検証]移動平均は遅れてる!!!!!
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/blog-post_83.html
かい離率はどうでしょうか?
かい離率(SMA21)に対する、標準偏差(21)分散状況
かい離率の場合は、1σ内は横ばいで、1σを超えたあたりから急速に減っていく感じになります。
ボリンジャーバンドと比較すると±1σ内への滞在力が大きいようです。
価格は値幅でみるのではなくて率でみるというのが持論の私好みの結果です。
ということで、かい離率の標準偏差バンドを合わせて表示できるようにしたのがチャート画像で使っているインジケータとなります。
さて、実際はどんな感じでしょうか?
長期的な分散に対するσ位置を見てみました。
今度は綺麗にとることが出来ました。
各インジケータの解析状況です。
RCIの矢印が紫、プライスアクションの矢印がピンクで出ています。
赤い縦線はかい離率のトレンドライン割れタイミングを手動で描画しています。
■上記トレードその後&解析
おまけ
■2017/03/30 10:50 EURUSD H1 ハーモニック状況
ホワイトスワンはEURUSD H1では芳しくない形状ですが、かい離率のトレンド割れしているので、D点まで戻るようなら買いたいと思います。
よろしいですか?