マックス岩本の「MACD」を理解する その4[マックス岩本]
FX
マックス岩本さんプロフィール
いわもと・けいすけ。「中卒認定テクニカルアナリスト」という異名の通り、アナリスト業界ではまれに見るノー学歴。学歴社会が色濃く残る昨今でも、そんなことがいっさい関係しないFX市場を相手に日々奮闘中。「誰もが気軽にFXを始められる今だからこそ、しっかり勝ち続けられる技術を身につけてほしい」という気持ちで、連載やセミナー講師を務めています。
※この記事は、FX攻略.com2018年6月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
ダイバージェンスは有用な売買シグナル
これまでMACDの基礎から応用、各シグナルの長所から短所に至るまで、MACDの魅力と実践的な活用方法についてお話ししてきました。4回目となる今回は、MACDのもう一つの売買シグナルである「ダイバージェンス」について解説してまいります。
ダイバージェンスとは、高値圏または底値圏で価格とオシレーター系指標の動きが相反し、後にトレンドが転換する現象のことです。このダイバージェンスはRSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標で確認されるトレンド転換シグナルとして有名ですが、何もこの二つの指標に限定されるものではありません。その他のオシレーター系指標はもちろんのこと、トレンド系指標の代表格であるMACDにおいても確認される有用な売買シグナルです。
×
よろしいですか?