RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】
RCIをトレード手法の一つとして活用している投資家の方はかなりの数いらっしゃいます。
申し上げるまでもありませんが、RCIは「上がり始め」「下がり始め」の時期とタイミングを捉えるテクニカル指標で、実際のトレードに使用しているという方は多いです。
開発者BlacksunさんのBODSOR・mBDSRは、3つのRCIとカスタムインジケーターを月足から次第に短期足を確認して行くというトレード手法論ですが、まずは、3つのRCIの使い方について書かれた無料マニュアルを読んでみましょう。
RCI3本ラインを使用する場合に知っておくと便利なことを【無料PDF】にまとめてみました。
マニュアルの中身を要約すると、RCI の短期線として RCI9 を、中期線として RCI26 を、長期線として RCI52 を同時に表示したものを「RCI3 本ライン」と呼んでいます。
まず、月足チャートで RCI9 を表示させます。ただ、それを見てもレートが上に行くか下に行くかの方向がはっきりしない場合、週足 RCI36 を参考にします。
1 ヶ月を 4 週間とすると、月足 RCI9 の期間は 4 週×9 ヶ月=36 週 となります。
したがって、月足 RCI9(36 週)=週足 RCI36(36 週) となりますが、月足は 1 ヶ月に 1 回しか更新されないのに対し、週足は 1 週間に 1 回更新 されるので、月足 RCI9 を見ても相場の方向がはっきりしない場合には、週足 RCI36 を参考に すると方向性に関するより細かい情報を得られる場合があると開発者Blacksunさんは書いています。
この考え方を、週足RCI9 、日足RCI9 、4 時間足RCI9、1 時間足RCI9、15 分足RCI9、5 分足RCI9と小さな足に当てはめて値動きを見ていくことで、RCIを使用した相場判断が上手になって行くということです。
RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】に付属する説明資料には、「RCI3 本ライン+BODSOR・mBDSR」をトレードに生かすためのヒントとして、BODSOR・mBDSRを使用したトレード手法が披露されています。
具体的に少しご紹介すると、USDCAD4時間足に以下の通り実際に表示してみます。
USDCADレートとRCI3 本ラインとの連動性はあるように見えますが、買いの短い足で確認して行きます。
次々に小さい足を確認して行き最終的には以下の通りUSDCAD1分足までここでは見ていますが、BODSOR・mBDSRのサインとRCI3 本ラインによる相場の方向性を確認し実際のエントリーを決定するというトレード手法が、RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】になります。
Written by Hayakawa
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