川崎ドルえもん流 時間統計論|第1回 月足予測1月編[川崎ドルえもん]
FX
FXにおいて時間的な要素を重要視しているという川崎ドルえもんさん。本企画はそんなドルえもんさんに統計的なアプローチから具体的なトレード戦略を教えていただきます。
※この記事は、FX攻略.com2020年2月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
川崎ドルえもんさんプロフィール
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
ブログ:川崎ドルえもんのFXブログ
Twitter:https://twitter.com/kawasakidoruemo
時間的な傾向を利用したトレード
こんにちは、川崎ドルえもんです。私はトレードにおいて、時間的な傾向を重要視しています。為替はさまざまな国や人が動かしており、各国の休日や昼休みなども影響します。例えば、年末年始は各企業が休みに入るため持っているポジションを徐々に決済し始めますし、日本にある海外企業などは決算のために、日本円を自国の通貨に戻す傾向があります。そのため、年末は円安になりやすいといわれています。
また、8月のお盆前の時期は国内の企業やトレーダーがお盆休みを取るためにポジションを閉じ始め、外貨を日本円に戻す傾向があります。つまり、お盆休み前は円高になりやすいのです。
そこで、私はこの傾向をより分かりやすくするために過去の月足などから季節ごとに統計を取り、価格がどのように動きやすいのかをトレードの参考にしています。
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