大人気『Flashes』シリーズ開発者が発表する仲値トレードEAの新基準!『東京神話』
Flashes開発者の新作EA!
決まった時間帯の仲値トレードとEAの自動売買が相性抜群!
【東京神話概要】
1.開発者プロフィール
Trader Kaibe
前職は大手メーカーにて化学系の研究開発職。FX歴は13年で、過去最高利回りは9か月間で6300%。独学で自動売買プログラム言語をマスターし、2017年に開催された「ロビンスカップ」にて自動売買のみで準優勝という好成績を収める。
ブログ:https://www.traderkaibe.com/
Twitter:https://twitter.com/k_flashes
利用者1000名を超える「Flashes for USDJPY」やそのユーロドル版が多くのトレーダーから好評です。
そのTrader Kaibeさんが開発した新たなEAが「東京神話」です。
2.ストラテジー
1分足専用のドル円デイトレードEAです。
最大ポジション数が1、最大ストップロス200、最大テイクプロフィットが250となっています。
ロジックは東京為替市場の仲値を基準としたもの。
ゴトー日や金曜の前夜から円高方向に乖離した状態であればロングで入り、仲値でショートポジションに持ち替えて円高方向に乖離した状態になったら決済するといったロジックになっているようです。
【フォワードテスト成績】
2019年12月3日から年末年始休暇をまたいでいるので、フォワード実績は少なくまだまだ直線的な推移になっていますが、数値的には後述しますバックテスト結果とほとんど変わらない勝率・PFで、今後の成績にも期待していきたいところです。
【バックテスト分析】
バックテスト期間は2010年から2019年末までの10年間を見ていきます。0.1ロット、スプレッドは10ポイントです。
2010.01.01‐2019.12.31
純益+49.5万円(年間平均 4.9万円)
最大ドローダウン -5.5万円
総取引回数 1333回(年間平均 133回)
勝率67.63%
PF1.65
勝率は64.54%。プロフィットファクターが1.65と高く、最大ドローダウンも低いので全期間を通して安定したなだらかな収益曲線になりました。
推奨証拠金額は0.1ロット固定で、
4.5+(5.5*2)=15.5(万円)
と16万円からでも安全運用が可能です。
この場合の期待年利は31.9%になります。
・年別収益
2014年の収益が薄かったものの、計測期間の10年間全ての年で収益を獲得しています。
・保有時間
東京時間の仲値トレードがロジックのベースにあることから、その日に取引が完結する8時間が多くなっています。4日間保有は金曜~翌月曜と考えられます。
・ポジション割合
仲値からの円高方向を狙う傾向からショートの割合が6割強を占めています。
・チャート分析
ここではバックテスト期間中の取引をチャートで確認していきます。
チャート上には仲値が分かるようにインジケーターで日本時間も表示させています。
青:ロング 赤:ショート
ケース①
(※5分足チャート)仲値前後の取引。12月6日の仲値前に価格が大きく円高になった状態でロングポジションを保有、仲値で決済すると共にショートポジションに持ち替え。早朝から午前にかけての大きな値動きを利益に変えてくれるのは裁量よりもEAに強みがあるといえます。
ケース②
2019年12月下旬のゴトー日で週末前となる20日の取引。仲値と同時に大きく円高に動き、約30分後に利確しています。
【終わりに】
以上見てきましたが、東京神話は仲値の時間帯に取引を行うEAです。特徴的な値動きを定期的に狙う仲値トレードと、トレーダーが常に相場に張りつかずに決まったロジックで取引を行なってくれるEAの相性は抜群といえるのではないでしょうか。
ロジックについては仲値トレードというアノマリーの優位性はもちろん、EA設計に実績も信頼もあるTrader Kaibeさんが開発されていることからも2020年に活躍すること間違いなしのEAです。
よろしいですか?