荒野浩の相場を極める相場を楽しむ|第2回[荒野浩]
FX
荒野浩さんプロフィール
1971年日本勧業角丸証券(現みずほ証券)入社後、調査部でアナリスト業務に従事。米国勤務を挟み一貫して、日本株の情報・市場分析を行う。1996年に運用会社(現アセットマネジメントOne)に転籍、調査部長・運用部長を経て、常務取締役投信運用本部長を歴任。2012年に退職。その後はTV、ラジオ出演などで活動。日本株を中心とした市場分析の経験は半世紀に及ぶ。
メルマガ:https://www.gogojungle.co.jp/finance/salons/8812/
連載1回目は基本中の基本について書きましたが、2回目からはより実践につながるリポートを心掛けたいと思います。 今月号では日々の終値から1年までの、短期・中期・長期の移動平均株価の傾き、それぞれの位置関係で何が分かるかについて考えます。
■相場の「流れ」「転換点」は、移動平均株価の「傾き」と「位置関係」で判断する
重視する株価は日々の終値、1週を意味する5日移動平均線(以下、5日線)、1か月の20日移動平均線(以下、20日線)、3か月の60日移動平均線(以下、60日線)、100日移動平均線、6か月の120日移動平均線(以下、120日線)、1年移動平均線(以下、1年線)です。
それぞれの傾きや位置関係によって、相場の流れ・転換点を見極めることが可能だと考えています。それでは長期・中期・短期へと話を進めていきます。
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