【米国株】ついに調整相場入りか
こんにちは、りーまん(@Lehman1980)です。
新型肺炎(コロナウイルス問題)に端を発し、世界同時株安継続中ですね。
米国株式市場は、2月第3週までは史上最高値を更新していましたが、ついに?下落を始めました。
2月19日の史上最高値3386ポイントを天井に、約8%下落しました。
5営業日続落となり、おそらく調整相場入りでしょう。
<S&P500指数>
2月19日:3386
2月24日:3225
SBI証券の口座サマリーです。(2月27日終値)
下落をまともに受けてしまいましたが、さらに下落するとみて24日と25日で一旦70%近くを手放しました。
その後、26日に少しだけ買い戻しています。
売買銘柄
売:ABBV30、BHP20、BTI60、PFF200、RDSB40、SPYD300、VGT30、VTI35、
買:CMCSA20、SPYD150、RDSB30、VTI10
差し引き30,000$以上売却しました。
それでも、上値追いしていたため、含み益&過去の利確・配当分含めて、ほぼ消えた格好です。
おそらく、今夜も下げるでしょうから、実質的にはマイナスとなる見込みです。
元々含み損だったRDSBやWBKだけではなく、ABBVを除く全保有銘柄がマイナスという体たらくです。
今週の銘柄トピックス
今週(2月20日から2月26日)のS&P500指数採用銘柄ヒートマップです。(出典:FINVIZ)
ほぼ全面安で、金関連や個別材料株のみプラスですね。
比較的下げ相場に強いと言われている、T、VZ、KO、PG、PEPおよび公益株でさえ3%前後下げています。
調整相場での考え方
調整相場入りと判断した段階で、持ち株の整理・売却を行います。
判断ができない場合は、整理せずそのまま持ち続けたほうがよいでしょう。
私は高配当銘柄を中心とした、配当再投資戦略を軸にはしていますが、
長ければ数か月にわたる下落をみすみす見逃す手はないと思っています。
・個別株は、各銘柄の50~100%程度手放し、ポジションを軽くする。(長期投資対象除く)
・ETFも同様だが、含み損率については、-10%までは許容する。(長期投資対象除く)
・買戻しについては、市場の鎮静化を待ち、さらに段階的に行う。(買い増しを少し増やす)
・買戻しの際、買付単価下落や想定利回り上昇も注視する。
・個人投資家は、本人が思っている以上に、純損失に対する許容度が低い。
大きな損失を他の利益確定で補うのは、調整相場ではなかなか難しい。
・一方、毎月コンスタントに利益確定する必要もないため、
適度な損切りやポジション調整は有効。「休むも相場。」
まとめ
欧米各国は、新型コロナウイルスについて「対岸の火事」ととらえていたのでしょう。
著名なあるアメリカの投資家は、コロナウイルスについて、
「一般社会は、過度に恐れている。一方、市場は楽観視しすぎている。」
と言っていましたが、その通りとなってしまいました。
個人的には、S&P500指数は、3100~2900程度まで下落する可能性があるとみています。
含み損が増えてもそれに耐えつつ、コロナウイルスの実体経済への影響がある程度判明したら、
落ち着いて、体勢を立て直していこうと思います。
よろしいですか?