リスクオフは後退するのか!? 「4月7日の注目点とイベントスケジュール」
昨日、安倍首相か7都府県に対し7日に緊急事態宣言を発令すると発表されました。
米国では感染者数・死者数が増大ペースが鈍化したとの報道からリスクオフの後退に繋がり、世界各国の株価は上昇しています。
デンマークやオーストラリアなどでは、コロナ対策の移動制限の緩和を検討しているという報道が出てきていることもリスクオフの後退に繋がっているのではないかと思います。
このような流れが広がってくれば、さらにリスクオフは巻き戻しが起きるのではないかと思います。
◎本日の注目点
1)リスクオフの後退
昨日はリスクオフが後退し株価は大きく上昇、ダウ平均は1600ドルを超える大幅な上昇となっています。
本日もリスクオフ後退の流れが続くのか、以下の点に注目したいと思います。
・VIX指数が低下するのか(40が節目)
・原油価格が上昇するか
・米10年債利回りが上昇するか
・株価が上昇するか
・クロス円が上昇するか(ドル円は除く)
リスクオフが後退する場合、それぞれが連動(相関)して動くので注目です。
2)ユーロ圏財務相会合
ユーロ圏ではECBによる大規模緩和が実施されていますが、コロナウイルスの影響が出てくる以前から緩和政策をとっていたことで金融政策の限界論が出ています。
そこで各国による財政出動や、コロナ債などが期待されています。
コロナ債についてはドイツやオランダなどが反対していることから、イタリアやスペインなど感染者が拡大して都市封鎖している国に対してどのような対応策が出てくるのか注目です。
3)RBA理事会
本日開催のRBA理事会は据え置きが予想されています。
先月、コロナウイルスの影響で緊急利下げを繰り返し、今までで最低の0.25%となっています。
また、YCCを導入した量的緩和も導入しています。
RBAとして出来ることは全てやっている状況ではないかと思われ、これ以上何かが出来るのかが注目です。
あとは、声明文で現状をどのようにとらえているのか、今後の見通しはどうなのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
ユーロ圏財務相会合
7都府県で緊急事態宣言の発令(日本)
4月7日(火曜日)
10:30 AUD 豪貿易収支
13:30 AUD RBA理事会・政策金利・声明文発表
16:30 GBP Halifax住宅価格指数
20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
23:00 CAD IveyPMI
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