《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》取引口座に利益ばかりが残っている
おはようございます、松下です。
先日、トレード研究会を開催した後に、
研修生の一人であるツッチーの
マンツーマンコーチングを行いました。
彼は、FXを始めて4年目くらいの
投資家ですが、1年目から負けなしで、
毎年連続して利益を上げています。
FXを始めたばかりの頃に、
私の1冊目の著書「FXトレード演習帳」を読み、
個人投資家応援感謝祭というイベントに参加し、
その後、まこと投資スクールの全てのコースに
参加して、毎年利益を上げているツワモノです。
その彼は、現在サイクルを使ったトレードを
行っていますが、実は彼は最初に短期の
ブレイクアウトトレードを自分のスタイルとして
模索し続けていました。
私もその彼の希望を知っていましたので、
それに沿ったアドバイスを続けていました。
しかし、そんな作業が1年ほど続いたある時に、
「実は、自分がやりたいのは、短期のブレイクアウトではなく、
サイクルを使った中期のトレードではないか?」
という疑問を持ち、そこからサイクルのトレードの
検証と実践が始まりました。
それから1年、彼はすっかりサイクルトレーダーに
変わりました。
その彼が先日、
「サイクルのトレードが好きなのは、
取引口座にログインした時に、
全てのポジションが利益として残っていることです。
これはすごく気持ちが落ち着きます。」
と言っていました。
この気持ち、よく分かります。
私が提唱するサイクルトレードは、
エントリーポイントこそサイクルの転換点ですが、
最終的には中長期のトレンドに乗っていく、
サイクルトレードからトレンドフォローへ発展するトレードです。
そしてトレンドフォローというトレードは、
トレンドに乗ることを目的としており、
トレンドに乗った時、ポジションは含み利益を
長く拡大し続けます。
だから彼の言う、
「ログインした時に、全てのポジションが利益」
という状態が、実現します。
これは私が14年前から
経験してきたことと全く同じです。
しかし残念なことに、ほとんどの個人投資家は、
適切に損切りすることができず、
適切にトレンドに乗ることができませんので、
小さく利食いを行い、損失のポジションを塩漬けに
してしまい、ダウントレンドに乗ってしまいますので、
取引口座にログインすると、損失のポジションばかりが
残っています。
しかもその損失額は、日を追うごとに
拡大していきます。
トレンドを知るということ、
適切に損切りを行うことを、
知っているか知らないかで、
これほど大きな差が出ます。
これは、利益を上げているとか、
損をしているとか、そんな小さな問題ではなく、
精神的に文字通り天国と地獄の差です。
適切な損切りと利食い、
適切にトレンドに乗ることを学べば、
「ログインしたら利益のポジションばかりが残っている」
という状況を作ることもできます。
早く適切な損切りと、
トレンドを学び、利益ばかりのポジションの口座を
あなたも経験してください。
これは本当に気持ちが落ち着き、
嬉しいものですよ。
適切な損切りとトレンドは、
よろしいですか?