《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》たくさんの情報をどう扱えばいいのか?(悩んでいませんか。)
おはようございます、松下です。
皆様からいただく質問の中で、
頻繁にいただくものとして、
「NY市場の環境や、地政学リスク、
為替の変動要因など、色々な情報に
振り回されてしまいますが、
どれが大切ですか?
どのように扱えば良いですか?」
というものがあります。
個別指導を実施すると、
毎日びっちりと書き込まれた、
メモや日記を持参される方がいます。
この答えですが、
ほとんどのものは必要ありません。
私は基本的に、
各種市場や銘柄のチャートを確認することで、
環境認識やエントリー、エグジットの判断を
行うテクニカルトレーダーです。
私が教える内容も、
基本的にテクニカルなトレードであり、
投資です。
テクニカルトレードは過去のチャートを
確認・検証することにより優位性が成立する、
統計学的なトレードであり、過去のチャートには、
その時点で全ての事象や環境が織り込まれています。
なので、全ての外部要因や情報を
気にすることはしません。
もし上記に書いた様々な外部要因を
考慮しながら売買を行うとすれば、
それはファンダメンタル分析により
トレードや売買を進める手法になります。
しかし、はっきりと言いますが、
個人投資家はファンダメンタル分析だけでは勝てません。
必ずチャートを読んで、テクニカル分析の
要素を入れなければ勝てません。
むしろ、テクニカル分析を主として、
ファンダメンタル分析を従として使うのが
理想だと思います。
この考えになれば、ファンダメンタルの外部環境や情報、
いつも垂れ流されている各種のニュースは、
単なるノイズでありBGMです。
自分の投資に役に立つBGMだけを採用し、
ノイズは遮断して無視してしまえばいいでしょう。
そんな風に考えてみると、
世の中には全く自分には価値のない
ノイズがたくさんあります。
そんなノイズに振り回されずに、
快適な投資環境を作ってください。
よろしいですか?