外為オンライン・佐藤正和の実戦取引術|3大通貨の未来を予測するテクノ&ファンダ分析【今月のテーマ|12月〜1月の値動きグセやレンジ幅、一目の雲で読む年末年始の目標レート】
年末年始はこれまでのトレンドが小休止したり、一時的に転換したり、大きく変化することの多い季節です。そこで過去10年のドル円の12〜1月の動きを検証し、来る年末年始の取引に役立てましょう。今年、最も勢いがあった通貨・ユーロや、ブレグジット前の為替水準回復を狙う英ポンドの年始の目標高値や売買戦略もご紹介します。
※この記事は、FX攻略.com2018年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
佐藤正和さんプロフィール
さとう・まさかず。邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。その後、年間取引高No.1を誇る外為オンライン・シニアアナリストに。通算20年以上、為替の世界に携わっている。ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」、ストックボイス「マーケットワイド・外国為替情報」に出演する他、Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
ベタ凪相場が続いたドル円。年末年始に新たなトレンド相場に突入!?
2017年も残すところ、1か月余りとなりました。年末年始はFX相場の転換点になることも多いので、まずは、ここ10年間のドル円の12月から1月にかけての値動きを概観しておきましょう。
チャート①は、2007年からのドル円の月足チャートですが、図の帯で示した部分が毎年の12月と1月の値動きになります。各年の動きを「トレンド加速・転換・休止(一時的な反転)」の三つでタイプ分けしてみましたが、その年の値動きに大きなトレンドがあったときは一時的にせよ、年末年始にかけて、これまでのトレンドが休止したり反転したりするケースが非常に多くなっています。年末年始は12月下旬になるとクリスマス休暇で取引が極端に減ることもあってか、トレンド相場の失速や揺り戻しが起こりやすいのです。
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