新型コロナウイルスによるグローバル・リセッションはあるか?[森晃]
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森晃さんプロフィール
エコノミスト。シンクタンク(アメリカ合衆国)に所属。専門分野は、為替政策、金融政策、マクロ経済政策、金融規制。市場関係者、金融当局者、政策当局者と交流し、多方面から為替の動向について分析を行っている。
※この記事は、FX攻略.com2020年6月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
3月24日、本原稿を執筆している。読者の皆さまが本誌を読まれるころ、新型コロナウイルスのさらなる感染拡大(画像①)により経済環境および市場環境が変わっていることが考えられる。3月24日時点での筆者の個人的な経済見通しとして本原稿を読んでいただきたい。
3月13日、トランプ米大統領は米国内での新型コロナウイルス感染拡大に対処するため国家非常事態を宣言。米国内の経済活動が制限された。翌日、筆者もスーパーに買い物に出かけたが、ある特定の商品(水、冷凍食品、ピーナッツバター、消毒液、ジュースなど)がなくなっていることに驚いた(画像②)。物流はストップしていないので、数日たてば商品は購入できるだろうと判断し、必要なものだけを買って帰宅した。案の定、数日後には商品が補充され、必要な商品を購入することができた。しかし、この出来事には非常にびっくりしている。
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