原油・新興国、リスクオフ要因に注目! 「4月22日の注目点とイベントスケジュール」
一昨日に続き、昨日も原油価格は暴落しました。
一昨日は取引期限が迫る中で投げ売り・パニック売りが出た結果でしたが、昨日の原油価格暴落は取引期限が約1か月残っているにも拘らず下落しているので、原油本来の価格が下落していることを表しています。
原油価格本来の価格が下落していること、価格が安値更新していることがリスクオフに繋がっています。
また、この価格の暴落で証券会社の対応もまちまちとなっており、ロスカットや追証が多発している模様です。
◎本日の注目点
1)原油価格
昨日も原油価格は暴落、6月限WTI原油価格は一時1バレル=6.56ドルまで下落しました。
米国・トランプ大統領は戦略備蓄量を増やすと発表し、OPECは5月10日に会合を開くと発表するも原油価格の反応は限定的でした。
原油は余っている状況で不安定な値動きをしています。
ここまで原油価格が下落すると、産油各国はかなり厳しい状況となっているはずです。
OPECは5月10日に会合を開催すると発表したものの、減産への見通しがたったわけではないので反応は限定的です。
本日も荒い値動きが予想されるので、原油価格には要注意です。
また、産油各国がどのような発言をしてくるかも要注意です。
原油価格のマイナスについてなど動画にまとめてみました↓↓↓
2)トルコ政策金利
リラ安が進む中で政策金利発表が予定され、0.25%の利下げが予想されています。
経済のことを考えれば利下げも解るのですが、リラ安が進む中で利下げをしてリラ安が加速しないか注目です。
政策金利発表に為替が反応するかは限定的と思われますが、リラ安が進むことで為替に影響する可能性があります。
発表後のトルコリラの水準に要注意です。
3)新興国通貨
原油安が進むことでメキシコペソは通貨安が進んでいます。
トルコリラも安値更新など新興国通貨は全般的に軟調です。
原油安・金正恩の重体説・コロナウイルスなどのリスクオフによる、投資資金引き上げ、ドル集中も新興国通貨安に繋がっていると思われます。
新興国通貨安は新興国デフォルト危機に繋がる可能紙に、新興国通貨安は世界金融危機に繋がる可能性が出てくると思います。
新興国通貨の水準に注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月22日(水曜日)
15:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)
18:00 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
20:00 TRY トルコ政策金利発表
21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
23:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
23:30 USD 原油在庫量
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