月末・週末・五十日! 「4月24日の注目点とイベントスケジュール」
昨日はEU首脳会談(テレビ会議)が開催され、コロナ対策予算は巨額であるべきという報道からユーロ買いが進んだかと思えば、会議が合意出来ずに終了と伝わると期待していた分失望売りが進みました。
また、来週の日銀金融政策決定会合で追加緩和についての報道で一時円安が進み108円台にのせる場面もありました。
少しずつ金融政策や財政政策についての発言や報道で相場が動くようになってきました。
これは、新型コロナウイルスのパニックが落ち着き始めているからだと思われ、金融政策・財政政策が相場の中心に戻ってくる前兆だと思われます。
◎本日の注目点
1)原油価格
昨日の原油市場は少し落ち着きを取り戻してきました。
ただ、それでも6月末期限と7月末期限で価格差は拡大したままとなっています。
原油在庫が積みあがっている事が要因との事。
また、トランプ大統領のイランに対するツイートが中東情勢の懸念に繋がり、中東情勢の緊迫感は原油高に繋がり、原油価格の下支えとなっているようです。
本日も原油価格に注目が集まると思います。
減産に関するもの、原油関連に関する支援策、中東情勢に関するものなど発言やヘッドラインに要注意です。
本日は実質五十日の影響も注意しておきたいと思います。
2)新興国
昨日も原油価格が落ち着いたにもかかわらずメキシコペソは安値更新、トルコリラも安値圏に張り付いています。
ブラジルレアルや南アランドなど新興国通貨安が進んでいます。
今すぐに新興国通貨安が危機になるわけではありませんが、この先懸念材料となりそうです。
新興国通貨が安値更新しないか注目です。
新興国通貨危機について↓↓↓
3)ユーロ
昨日の欧州各PMIが予想を下回る、かなり弱い結果となりました。
また、EUサミット(テレビ会議)では、巨額なコロナ対策が期待されましたが、合意出来ずに終了しました。
イタリアやスペインなど財政困難な国とドイツやオランダ、フランスなどの財政拡大反対国との間に亀裂が出来そうな予感がします。
コロナによる経済停滞に加え、ユーロ圏・EUの崩壊につながる政治的問題が拡大しそうになっていることがユーロの上値を抑えています。
ユーロに関するヘッドライン、要人発言などには要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
4月24日(金曜日)
15:00 GBP 英小売売上高
17:00 EUR IFOドイツ景況指数
21:30 USD 米耐久財受注
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
4月25日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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