注目の日銀決定会合、追加緩和か!? 現状維持か!? 「4月27日の注目点とイベントスケジュール」
コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発表され、学校や企業は自粛、通常とは違う日々が続いています。
本来であれば、本日はGW入り、早い企業では本日からGWに突入するのではないかという日です。
企業等はすでに緊急事態宣言で自粛しているので、GWに入っても大きな変わりは出てこない可能性が高いですが、東京市場のマーケットはGWに近づくにつれ閑散相場になる可能性が高くなっています。
本日以降、GWや月末要因に注意が必要になってきそうです。
◎本日の注目点
1)日銀金融政策決定会合
本日の日銀は、日程を繰り上げて1日で政策発表となります。
会合が1日の繰り上げられたことと、今回は追加緩和が発表されると予想されていることから、発表時間は少し遅くなるのではないか、12時過ぎもしくは13時近くになるのではないかと思います。
注目は追加緩和の内容ですが、予想では年80兆を目途としている国債買い入れ額を無制限に拡大することと、買い入れ内容を国債とETFに加え社債やCP(コマーシャルペーパー)まで広げるのではないかと予想されています。
ただ、予想されている追加緩和では効果は限定的ではないかと思われます。
年80兆の買入れに関しては、昨年も使い切れていない購入枠を無制限にしたところで、結局使いきれずに終わるだけではないかと思います。
また、買い入れ内容を社債やCP(コマーシャルペーパー)に拡大しても、そこまで社債やCP(コマーシャルペーパー)が市場にないのではないかとみられています。
結果「追加緩和をしましたよ」というアピールだけで終わってしまいそうです。
逆に、追加緩和が出てこないという結果、現状維持という結果が出てきた場合は円高圧力が高まるのではないかと思います。
本日の発表内容と記者会見に注目したいと思います。
2)原油価格
原油価格は不安定な状況が続くと思われます。
減産合意に至ったものの、合意量が少なすぎて原油価格は大きく崩れてしまったことで混乱しています。
5月10日に協議を再開するとしていますが、果たしてそこまで待つことが出来るのか、再度値崩れを起こして原油価格一桁台に突入するのではないかと注目しています。
また、サウジは前倒しで減産するのではないかとされ、原油価格の下落に我慢できずに産油国が減産について触れないかにも注目です。
3)コロナウイルス
欧米では外出規制などの緩和が検討されています。
規制の解除や緩和が発表されてくれば、不安が後退し株価の下支えにつながるのではないかと注目しています。
ただ、日本では感染者数が拡大し、GWでの緊急事態宣言解除は難しいとみられ、緊急事態宣言の延期が発表されるのではないかと思われます。
日本の株価については、GWと緊急事態制限の延期が重なり、上値が重たい状況が続くのではないかと思われます。
日米欧のコロナに対する対策・政策に要注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月27日(月曜日)
12:00前後 JPY 日銀金融政策決定会合・声明文
15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見
20:00 MXN 失業率
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