川崎ドルえもん流 時間統計論|第6回 月足予測6月編[川崎ドルえもん]
FXにおいて時間的な要素を重要視しているという川崎ドルえもんさん。本企画はそんなドルえもんさんに統計的なアプローチから具体的なトレード戦略を教えていただきます。
※この記事は、FX攻略.com2020年7月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
川崎ドルえもんさんプロフィール
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
ブログ:川崎ドルえもんのFXブログ
Twitter:https://twitter.com/kawasakidoruemo
6月の為替市場はドル売りになるのか
今回は6月の相場の時間的な傾向を解説していきます。
まずは表①を見てください。これは、各通貨ペアの6月の月足を2000年から集計したデータです。ドルスイスフランの欄を見ると、陽線になった回数が5回、陰線になった回数が15回となっています。確率にすると陰線確率が75%になります。このことから、6月はドル安もしくはスイスフラン高の傾向があるといえます。
しかし、それだけではどちらの傾向が強いのか分かりませんので、その他のドルとスイスフランに関する通貨ペアも見る必要があります。そこで再度表①を見てください。ポンドドルの陽線回数が13回、豪ドル米ドルの陽線回数が14回、米ドルカナダドルの陰線回数が13回と、ほとんどのドルストレート通貨ペアでわずかにドル安の傾向が出ています。したがって、6月はドルスイスフランを中心にドル安の傾向がわずかにあるといえそうです。
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