複数のテクニカル指標で「今チャンスな通貨ペア」を監視する『テクニカル・ランキング』
トレードチャンスのある通貨ペアをチョイスするのによく使われるのは「通貨強弱」Indexですが、
裁量トレーダーさんは実際のチャートを見るとき、MACDの状態だったり移動平均線の状態を見たりしてエントリーチャンスかどうかを複合的に見ているのではないかなと思います。
本日は”普段使っているインジケーターの状態を複数の通貨ペアで監視できる便利インジケーター”をご紹介します。
複数通貨の監視に最適、Technical Ranking
”Technical Rankingは、登録した通貨ペアのテクニカル情報を時間軸ごとにまとめて、一画面に集約して表示します。
使用できるテクニカル指標は40種類以上!自由に組み合わせて表示させることができます。
上昇/下落で色分けされるので、方向性が一目で分かります。
項目ごとにソートしたり、特定の通貨ペアをハイライトしたりできるので、トレードに最適な通貨ペアを簡単に見つけることができます。
表示する通貨ペア、時間軸は自由に変更することができます。
その他にも柔軟性の高いパラメーター設定を行うことができるようになっています。
Technical Rankingを使って最も有利な通貨ペアを選び、そこに磨き上げたトレンドライン分析や波動分析を加えれば鬼に金棒。
高勝率なトレードが期待できます。” (販売ページより引用)
使えるテクニカル指標は40種類以上! 一覧は作者のPeaky FXさんのブログから確認することができます。
利用者さんの声
テクニカルランキングを使ったトレード手法の提案
1)RCI中期・長期の状態を見て押し目買い、戻り売りする
RCI3本を使ったトレンドフォロー手法が人気ですが、RCI長期の状態を見て上昇なのか下降なのかのトレンド状態をパラメーター数値で知ることが出来ます。方向が定まったらRCI短期の押し目、戻り目でイン。
RCI手法などの参考はこちら
▲テクニカルランキングでRCI9,26,52を表示させてみたところ。RCI9が中長期の方向性と真逆になっているものを探す。
中長期が±80付近であれば、大きなトレンド方向に走っている状態。
中長期が±80付近であれば、大きなトレンド方向に走っている状態。
上図ではAUDJPY1Hが逆相関になっていることがわかったので、実際にチェックしてみる。
▲AUDJPY1時間足。RCI3本を見ると、上昇トレンド中の短期押し目が入っている状態であることがわかる。RCI9が-80から上に戻るタイミングで買いをいれる、ちょうど良いタイミングをテクニカルランキングの一覧から探すことが出来た。
2)移動平均線パーフェクトオーダー(GMMA)の状態を見て順張りする
移動平均のセットがパーフェクトオーダー(期間の順に並んだ状態)になるとスコアが上下します。移動平均の期間や本数を変更することもできます。
▲GMMAを基準にソートしてみたところ。M15のUSDJPY、EURUSD、EURJPYが下降のパーフェクトオーダーになっていることがわかる。
3)ATRやDMIでボラティリティとトレンド状態をチェック
ATR( Average True Range)では、時間足のボラティリティ(参考期間の変動値幅の平均)を知ることが出来ます。
ボラティリティの高い通貨ペアのほうが、Pipsを多く稼げるため、利益になるのも早いです。
また、DMI(ADX)では、一般的にレベルが25を超えるとトレンドの勢いが強く、かつそれが続くとされています。
ボラティリティと過熱感を知ることでトレンド状態の通貨ペアや時間足を知ることができます
▲ATRでボラティリティを、DMI(ADX)でトレンドの大きさを知ることができる。DMIでソートしてみたところ、M15のEURJPY、GBPJPY、AUDJPYで下落方向の大きなトレンドを示している。
▲実際にGBPY15分足をチェックしてみたところ。RCIとADXの数値も確認。
下落トレンド発生中で、戻り売りまちの状態。RCI9期間の戻り売りタイミングや、別のサイン系インジケーターを利用してエントリータイミングをはかっても良いかもしれない。
以上のように、自分の使い慣れたテクニカル指標の状態を複数チェックすることで、自分の得意な状態のチャートを探すことができるようになります。結果的として無駄なトレードをしなくて済み、トレード一つ一つのクオリティが上がってくるのではないでしょうか。
皆さまのトレードの参考になれば幸いです。
Written by Tera GogoJungle Marketing.
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