ドル円 もたもたしていると上昇の勢いが消滅する
米・雇用統計好調も大きな続伸に繋がらなかったドル円は
日足の雲を意識させられる動きとなり簡単には、
このポイントを無視して通過できませんでしたね。
季節的にもこの時期は過去にも大きく相場が動いたケースもありますので
木曜日のNY市場で起きたリスクオフ的な動きが雇用統計後に
再び起きた場合のことも参加者は想定していたのかもしれませんね。
結果的には、波乱無く5月の第1週は、通過しましたので
このままドル円は、上値をトライする可能性を残したまま5月第2週を
迎えることになりますが目先の動きに注目しながら残された上昇展開シナリオを探ってみました。
チャートは、Ask Ultimate MAX ドル円 週足/サブインジ アルティメータですが
まず①のパターンでは遅行線が今後トランプ祝儀相場時と同じ角度で上昇再開をしていくシナリオで
現時点では、厳しくなりつつも可能です。このパターンが崩れた場合は、
上昇の勢いが消滅する可能性が大きくなります。
パターン②では、遅行線が一旦実線を下回るも実線が雲上限を維持して意向を続ければ
再び遅行線が実線を上抜けて上昇再開となるものでこのパターンでしたら
再び下を試す可能性もありそうです。
パターン③は、遅行線が実線を下回りこのまま実線のトライを出来ずに
最終的には100円割れを目指す展開で現時点では可能性は低いとみております。
いずれにしても5、6月相場でいずれかの相場展開になっていると思われますので
ファンダメンタル的な材料も多々ありますが現時点では、上を試す可能性は残されているものの
目先の動きから見極めるとしたら上は、113円をしっかり上抜けることが出来れば115円
下は、木曜日の下押し安値を割り込んできたら111円あたりまでの下押しもあるでしょう。
★今回ドル円チャートで使用しているインジケーター
相場が大転換する予兆を察知し絶妙なタイミングで決済を教えてくれます!
これさえあれば相場の流れを掴めます!
よろしいですか?