高田資産コンサル社、日経225先物を動かす各種データ分析
日経225
高田資産コンサル社の「日経225先物・オプションの需給分析の実践方法」レポートを、無料部分だけでもちらっと読んだ方もいらっしゃると思います。
日経225先物に精通した方であれば、下記の各種データが日経225の値動きに重要な意味を持つことは相当ご経験済と思います。
日経225先物を取引する方、あるいは、FX、個別株の取り引きを行なう方々にとっても、価格変動に重要な関係性をもたらすデータです
本日は、昨日7月22日のレポートを全文掲載させていただきますので、ぜひ、ご確認をいただければと思います。
(1)7月21日の海外勢全体の先物手口は、上図の通りで、
(2)各社のオプション手口、建玉については上図の通りである。
海外勢全体は買い越し、ゴールドマンも買い越し、クレディスイスは売り買い交錯となった。
(2)各社のオプション手口、建玉については上図の通りである。
(3)大口のオプション手口、クロス取引について
オプションについては、アムロの
プット22500の建玉が再び売超となったため、
依然として22500円は強固な下値支持として大口投資家が意識していることが読み取れる。
(4)グラフ、手口の読み方、見方について
7月21日の先物手口は、海外勢全体は買い越し、ゴールドマンも買い越し、クレディスイスは売り買い交錯となった。
海外勢全体とゴールドマンが買い基調となると日経平均はバンドウォークの上昇へ、
買い基調にならなければもみ合い継続と解釈をするため、
本日も海外勢全体とゴールドマンが両方買い越しとなると買い基調の傾向が出てきたとみることができ、
そうならずに売り越しとなる場合は買い基調とはいえない、となる。
そうならずに売り越しとなる場合は買い基調とはいえない、となる。
オプションについては、アムロのプット22500の建玉が再び売超となったため、
依然として22500円は強固な下値支持として大口投資家が意識していることが読み取れる。
また、ゴールドマンは20日はプット22875を新規売り、昨日はプット22750を新規売り、
JPモルガンもプット22875とプット22750を新規売り(売り増し)となっており、下支えの手口を入れている。
また、ゴールドマンは20日はプット22875を新規売り、昨日はプット22750を新規売り、
JPモルガンもプット22875とプット22750を新規売り(売り増し)となっており、下支えの手口を入れている。
コールオプションについては、アムロがコール23250を新規売りで、売りの建玉を積み上げていると考えられ、
今の時点では、大口投資家はコール23000~コール23250の水準で上値を抑える思惑が読み取れるが、
下値も上述の通りプット22500売りで下値を固めており、
過去の傾向からは、大口投資家としては、連休中~連休明けで上への仕掛けを入れることができる状況だと考えられる。
今の時点では、大口投資家はコール23000~コール23250の水準で上値を抑える思惑が読み取れるが、
下値も上述の通りプット22500売りで下値を固めており、
過去の傾向からは、大口投資家としては、連休中~連休明けで上への仕掛けを入れることができる状況だと考えられる。
チャートは、日足ボリンジャーバンド(25)の+1σを維持する限りは、
いつでもバンドウォークの上昇に発展する可能性があると考えておく必要がある。
よって、大口投資家の上への仕掛けでは、
アムロが売りを積み上げてきたコール23250、
昨日のアムロのコール23500の大口買いの仕掛けの手口、
20日のアムロのコール23750の大口買いの仕掛けの手口が意識される展開があり得る。
逆に、下への仕掛けが入る場合は、ゴールドマン、アムロ、JPモルガン、みずほ等が
売超となっているプット22500が意識されると考えられる。
20日のアムロのコール23750の大口買いの仕掛けの手口が意識される展開があり得る。
逆に、下への仕掛けが入る場合は、ゴールドマン、アムロ、JPモルガン、みずほ等が
売超となっているプット22500が意識されると考えられる。
ただし、既述の通り、このような露骨な下支えの建玉を見せておきながら、割り込む場合もあり、
そうなった場合は一時的にショック安が起こり、20日のゴールドマンのプット21875のクロス取引の水準や、
建玉が積みあがったプット21750をターゲットとする展開が起こり得るため、
気を抜くことなく相場をみていく必要があると考えている。
なお、日経平均が上昇トレンドを描く時の海外勢の先物手口と日経平均株価の関係については、
下図の通りで、累計(グレーの面)が積みあがっていくことになる。
そうなった場合は一時的にショック安が起こり、20日のゴールドマンのプット21875のクロス取引の水準や、
建玉が積みあがったプット21750をターゲットとする展開が起こり得るため、
気を抜くことなく相場をみていく必要があると考えている。
なお、日経平均が上昇トレンドを描く時の海外勢の先物手口と日経平均株価の関係については、
下図の通りで、累計(グレーの面)が積みあがっていくことになる。
投資判断について売買指示、助言、指南を行うものではありません。
当情報は正確な提供を目的としていますがその完全性が常に保障されるのではなく、
その内容に対して当社は責任を負いませんので、最終的な投資の判断は必ずご自身にてお願いいたします。
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