PF2越えで利益率の高いAUDJPYスキャルピング『異国のアポロブースト』
異国のアポロブースト概要
AUDJPY用5ポジションのスキャルピングです。
TP100、SL190pips
順張り系のロジックでエントリーします。
フォワード期間はまだ短いですが、1ヶ月で+50pips獲得しています。
どんなトレードをするの?
▲青:SELL 片側最大5ポジションで直近のトレンドに沿って戻り売り、押し目買いをするトレンドフォロータイプです。
複数ポジションでエントリーし、利益が出ると一括決済をします。
▲赤:BUY
▲損切にあったケース。最大5ポジ×190pipsがなくなることがあるということも念頭に入れておきましょう
バックテストから見る特徴
公式バックテスト(2003年~2020年)のデータを見ると、平均獲得金額:平均損失金額が639:-1437でペイアウトレシオ(リスクリワードレシオともいいます)0.45となっており、このバランスだと勝率が80%以上あればかなり安定して運用していける理屈になります。
また、PFがが2となっていますが、これはTOTAL利益額がTOTAL損失額の2倍あるということです。
▲各年のPFと勝率、利益額など
2003年は12月のみなので除外するとして、PFに結構ばらつきがあることがわかります。最低で2016年の1.17、最高で2006年の6.76!となっています。
17年間を平均するとPF2ですが、EAでPF2ってなかなか見たこと有りません。
PFが1を切るとトータル損益がマイナスになってしまいますので、勝率が70%を下回ってくる場合は要注意ですね。
推奨証拠金と期待年利は?
バックテストデータから引用する数値は以下の通りになります。
バックテスト年数:17.4
年間平均損益:7.5万円
年間平均取引回数:278回
最大DD:9.4万円
最大保有ポジション数:5
通貨ペア0.1ロットあたりの必要証拠金:3万円
(3*5)+(9.4*2)=33.8(万円)
AUDJPYの必要証拠金が0.1ロットあたり3万円と安いため、思ったよりも少ない証拠金で済みました。
年間平均損益が7.5万円ですので、期待年利は22%ということになりました。
現実的な複利運用での増加率は?
公式ページにも記載されていますが、複利運用で10万円が20億に!という謳い文句がありました。
複利は取引回数が多く、PFが高いほど早く資金が増えます。また、運用年数が長くなると爆発的に損益曲線が右肩上がりになります。
異国のアポロブーストは年間平均取引回数278回で、1度の取引で5ポジ持つ可能性を考えると年間50回程度なのでそこまで頻度が高いとは言えないのですが、勝率が8割以上ありPFが高いので保有ロット数を早く増やしていくことができます。
現実的に考えると複利で10年以上回すのはあまりないのかなと思うので2年、4年で見てみましょう。
パラメーターですが、デフォルトのMMリスク2%だと口座資金の2%を使ってロットを持つとのことでした。それだと100万円の資金で2万円しか使わないため、リスクは低いですがちょっともったいないですね。
口座資金38万円で0.5ロット(0.1×5)の15万円ぶんを使っても最大DDは50%に収まる計算ですので、口座資金の39%を使っても大丈夫・・という計算になりますが・・
これはレバレッジ25倍の場合の計算方法になりますので、レバレッジが異なる場合は最大DDはの許容%から逆算してリスク%を求めてみてください。
レバレッジ25倍、最大DDが口座の50%になる設定で、MMのリスク%を39%にしてバックテストしてみました。
直近2年(2018~2019)
▲相対DD16%、純益+100%増加
直近4年(20016-2019)
▲最大DD29%、純益+280%増加
となりました。複利のリスク%は、最大DDをどの程度に収めたいのかによって決めると良いでしょう。
PFが良いEAというと、損切のないナンピン系または勝率は良いがトレード回数が少ないEAが多いのですが、
ロジックエントリーでPF2以上、取引回数もそこそこある、という安定感抜群のEAです。
Written By Tera GogoJungle Marketing.
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