リアル口座ランキング収益額1位! 複数ポジションの朝スキャEA『一番鶏』
REAL-TRADEによる、3か月間リアル口座ランキングの収益額部門において1位となっている「一番鶏」(2020.9.8)。
(REALTRADEのアカウントはこちら)
アカウントは一番鶏(USDJPY)と、一番鶏EURJPYの2本を運用している口座になりますが、
一番鶏だけで2020年1月から8か月で+48万円を獲得し、その収益額の高さから注目を集めているEAです。
デモフォワードのほうを見ると、3月にドローダウンをおこし、その後順調に推移して利益を更新したところです。最新バージョンのVer1.9ではこの3月のドローダウンが小さくなるよう最適化されてバージョンアップされています。
最新バージョンでのフォワード期間との比較と、バックテストにおけるパフォーマンスを詳しく見ていきたいと思います。
EA概要
"日本時間早朝にトレンド方向を判定し、逆張りでエントリー。
エントリー条件が続く限り最大ポジション数(15以内ユーザー指定数)までエントリーします。
両建てはしません。デイクローズせずに反対方向エントリーになれば損切りします。”
一番鶏というEA名からもわかるように、早朝に稼働する朝スキャEAに分類されます。
最大保有15ポジションで、中期トレンド方向に順張りします。短期的にみると逆張りになります。
トレード例
▲青:買い、赤:売り。 トレンド方向に押し目、戻り目で逆張りします。(トレンド方向には順張り)
最大15ポジションで拾っていき、利益が出たら一括決済します。
1ポジションにおけるSLは80pipsなので、もしもの時でもロスカットが働き、損失が限定されます。
バックテスト分析
GogoJungle実施、2003.8~2020.4 スプレッド変動
0.1ロット固定
勝率が90%を割ってくると、利益が少なくなるか、通年利益がマイナスになる傾向があります。
2004年、2009年、2013年の利益額が多くなっています。
平均すると、
年間平均利益額:15.8万円
年間平均トレード数:821回
最大DD:25.4万円
最大保有ポジション:15
勝率:91%
平均獲得金額:605円
平均損失額:-4036円
となりました。
推奨証拠金について
(4.5×15)+(25.4×2)=118万円
レバレッジ25倍、最大DDが余剰証拠金の50%程度におさまるには、118万円必要になります。
レバレッジが異なる場合は、もちろん推奨証拠金はうんと少なくなります。
長期バックテストで最大DD20万円台なので、複数ポジションEAとしては少ない部類ではないでしょうか。
Ver1.9におけるフォワード期間の比較
▲2019.11.1~2020.8.31まで
Ver1.9では同じく3月にドローダウンを起こすも、その後すぐに利益更新し、結果的には+1170ドルになっています
フォワードのほうと比較しても、利益更新までの期間にだいぶ違いがあるのがわかります。
類似のEAとの違いは?
朝スキャ複数ポジションのEAというと、「Black Panther USDJPY」や「Premia Scal USDJPY M5」などが有名どころであります。
最大DDやパフォーマンスの比較も気になるところですが、重要なのは「似たような損益曲線かどうか?」ではないでしょうか。
0.1ロット設定での年別のBTにおける損益額を比較してみました。
一番鶏 | PremiaScal | BlackPanther |
▲一番鶏(左)Premia Scal(真ん中)、Black Panther(右)
BlackPantherの獲得金額の多さが目立つのは、やはり取引回数が多いからですね。一番鶏とPremiaScalが2011年に弱いという点は共通していますが、2014年は一番鶏のほうが利益額が20倍ほど多い点に注目したいですね。
同じ朝スキャ複数ポジションのEAですが、年毎のパフォーマンスには違いがあることがわかりました。
最大DDやPFなどは以下で比較してみてください。
参考記事:
朝スキャ多数ポジションEA比較 Premia_Scal_USDJPY_M1とBlack Panther USDJPY
Written By Tera GogoJungle Marketing.
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