才色兼備なフィスコ企業リサーチレポーターの何でもコラム 馬渕の目|第8回 基軸通貨「ドル」の地位は危ないのか[馬渕磨理子]
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馬渕磨理子さんプロフィール
まぶち・まりこ。投資歴7年目。アベノミクスの立ち上がりの時期に企業で資産運用を任され、3年間の専業トレーダーを経て、フィスコの企業リサーチレポーターへ。現在は日本クラウドキャピタルでマーケティングの業務も行う。同志社大学法学部卒、京都大学公共政策大学院、公共政策修士。大学時代はミス同志社を受賞。
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/mabuchi-mariko/
ツイッター:https://twitter.com/marikomabuchi
※この記事は、FX攻略.com2020年11月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
◆ 「基軸通貨ドル」の価値はどうなる?
欧・米・日ともに、新型コロナウイルス対策として金融緩和の政策を取っていることで、「現金」の価値が低くなる可能性についての議論をよく目にするようになりました。特に、ここ数か月のドル安と、金(ゴールド)価格の大幅上昇に伴って、ドルの基軸通貨としての価値が揺らぐことについての声が目立っています。実際に、ゴールド市場は「実物資産」として人気化しており、1オンス2000ドルを突破しました。2020年8月11日時点ではいったん、利益確定の動きから1900ドル台まで調整していますが、なお堅調に推移を続けています(チャート①)。
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