《東洋経済ONLINEコラム掲載中》利益を阻む3つの壁
おはようございます、松下です。
来週、私が新しく提唱する
「ターゲティング投資理論」のセミナーが
開催されますが、その講演用に、
書籍「あなたのお金と投資脳の秘密」
(日本経済新聞出版社)を読み返しました。
これで3度目になりますが、
読めば読むほど、投資家が勝てない理由が
私たちの脳の働きにあり、ほとんど無条件、
反射的に行われていることを考えれば、
勝っている2割の投資家が、いかに奇跡的かという
事実が理解できます。
普通にやっていては、
勝てないのは当たり前です。
投資で勝てない最大の壁は、「脳」にあり、
投資家にとっては「感情の壁」ということになります。
この最大の壁を乗り越えるために
必要なものが、「理論」です。
投資で勝つためには、一定の理論が必要であり、
今回の私の行動のように、これは書籍を読んだり、
セミナーに参加して教えてもらったり、
チャートを確認したりすることで、
手に入れることができます。
ただ、これまで12年以上にわたり、
3万人以上の投資家を指導してきて、
人は学ぶことが嫌いだということを、
痛感しています。
ほとんどの投資家は、
圧倒的に知識が不足しており、
「理論の壁」がここに存在します。
そして最後に、理論は実践できて
初めて効果を発揮します。
実践するには、「技」が必要です。
技を学ぶためには、
先人に学ぶしかないでしょう。
実際にこれまで売買し、
利益を上げてきた先人には確かな技があります。
しかしここでも投資家は、
独学で技を手に入れようとしますが、
先人に学ぶ方が、遥かに確実で早いです。
そして投資家は学ぶことが嫌いで、下手です。
私は先人に学んでこれを手楡ました。
ここで最後の「技術の壁」が立ちはだかります。
このようにして、「感情の壁」、「理論の壁」、
「技術の壁」という大きな壁が、
あなたの行方を阻み、利益はその遥か遠くにかすんでいます。
こんな壁があることを知らず、
その越え方を知らなければ、
75%の投資家が負けるのは当たり前と言えます。
あなたは、どの壁に行く手を阻まれ、
利益というゴールに辿り着けないのでしょうか?
あなたの前にある壁を認識してください。
次に、それを越える方法を考え、
行動を続けてください。
その先には、必ず利益というゴールがあります。
よろしいですか?