《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》利食いの技術
おはようございます、松下です。
毎週土曜日は、投資に関連する
テーマのコラムをお届けしています。
本日のテーマは、
「利食いの技術」
【コラム】松下誠の投資探究
第194回:利食いの技術
個人投資家と言葉を交わすと、その多くから「利食いが難しい」という
質問を受ける。確かに利食いは難しい。しかし、ほとんどの投資家は、
そもそも適切な利食いを知らず、ただ「利益を伸ばしたい」という
漠然とした願望だけを頭に描き、前記の悩みを持っている。これは、
「利食いが難しい」のではなく、「利食いを知らない」のである。
利食いを行うためには、エントリーの時点で、「どんな値動きを
ターゲットとして狙っていくか?」という、目標の設定が必要だ。
この目標を最大化するために、具体的な利食いの理論や技術がある。
しかし、ほとんどの投資家は、利益のターゲットを決めていない。
だから利食いができず、いつも「利食いが難しい」と言っている。
そのままでは、一生適切な利食いなどできない。
利食いを行うためには、エントリー前にターゲットを決めることが必要だ。
そのターゲットは、過去の値動きの中に在る。過去の値動きの中から、
あなたの利益のターゲットを決めてトレードに臨もう。その時初めて
適切な利食いが可能になり、利益が増え始める。
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よろしいですか?