《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》利益を上げ続けられる理由
おはようございます、松下です。
昨日のNYダウは続伸。
上海総合指数は続落。
米ドル/円は続伸して111円台後半。
NY Goldは反落です。
先日開催した、まこと投資スクール
投資力養成コースの授業の中で、
一人の生徒から質問が出ました。
「なぜ先生はあれほど明快に売買の
シナリオを組み立てられるのですか?」
どういう意味なのか、分からなかったので、
少し詳しく話してみると、未来の価格の
動きが分からない中で、どうやって具体的に
売買をコントロールしているのか、
その理由が理解できないということでした。
答えは明快です。
私の頭の中には、未来の価格の動きが
はっきりとイメージできているからです。
なぜなら、未来に起こる値動きは、
過去のどこかで起こった値動きと同じだから。
これから起こる値動きが、
過去のどの部分と同じかを考えれば、
未来の価格の動きはイメージできます。
そしてそれは一定の確率で当たります。
もう少し分かりやすく説明すると、
チャートの動きはいつもどこでも同じです。
100年前の英国の株式市場のチャートも、
現在の日本の商品市場のチャートも、
100年後のある通貨のチャートも、
その形は同じです。
17世紀にオランダで発生したチューリップバブルのチャートと、
1989年の日本のバブルのチャートと、
2000~2001年に発生したITバブルのチャートは同じです。
これは、傾向や性質の意味です。
伝説の投機王リバモアは、
100年以上前に同じことを言っています。
「今日相場で起こっていることは、
かつて起こったことであり、
将来再び起こるであろうことなのだ。」
(書籍「欲望と幻想の市場」 東洋経済新報社より)
チャートの形はいつも同じ。
だから、利益を上げる投資家は、
ひたすら過去のチャートの動きを確認・分析し、
将来の利益の源を探しています。
予想や市場のニュースに振り回されることなく、
過去の確認を続けるのです。
そして今年も来年も、
10年後も利益を上げ続けます。
利益を上げている投資家と、
損をしている投資家の、
思考と行動の差はここにも存在します。
この差を埋めない限り、あなたが
利益を上げる投資家に変わることはありません。
利益を上げている投資家の思考と行動を学び、
それをまねてください。
チャートの形はいつも同じなのです。
よろしいですか?