超長期で滑らかな上昇の損益曲線を高リスクリワードレシオ1.7268が実現 Precious
EA取引が上手な人にインタビューすると、短期では勝ち負けが交錯し損益曲線がガタガタしているけれども、長期あるいは超長期で見ると滑らかな上昇の損益曲線を描画するEAこそ理想との声を聴くケースが多いです。
ポンド円で1ポジション、ストップロス71pipsを設定。
長期足でトレンドを判定し、有効と判定した押し目のタイミングでエントリーを行なう。
損切は固定値、利確はトレーリングストップ方式を使用するスイングトレードタイプ Precious も、その例に漏れないEAです。
TDSの17年間のバックテストを見て行きたいと思います。
※単位はドルとなっていますが、バックテストデータはOANDA JAPAN社の日本円ベースのものを使用していますので、単位は日本円となります。
年間平均利益:¥44,754
勝率:50.26%
年間平均取引回数:56回
平均獲得利益:¥7,834
平均獲得損失:▲¥6,344
リスクリワードレシオ:1.2348
最大ドローダウン:¥172,292(15.85%)
リスクリターン率:4.37
となっています。
リスクリワードレシオは確りとプラスにしながら、勝率は50%を超え、着々と利益を増すスイングトレードタイプとして優秀なロジックであることが分かります。
年間トータルの成績では、2010年以降、2010年、2014年、2017年を除けば勝ちとなっています。
バックテストの成績だけでなく、GogoJungleの2019年3発初旬開始のフォワードテストでも、右肩上がりに利益を積み上げて来ています。
収益:¥128,950
勝率:45.74%
年間平均取引回数:56回
平均獲得利益:¥9,796
平均獲得損失:▲¥5,673
リスクリワードレシオ:1.7268
最大ドローダウン:¥48,362円(21.85%)
リスクリターン率:4.37
バックテストに比べかなり高いリスクリワードレシオが、若干低めの勝率をカバーしている状況です。
冒頭で申し上げました長期あるいは超長期で見ると滑らかな上昇の損益曲線を描く、スイングタイプとしては理想的なトレードを、高リスクリワードレシオが実現していると思います。
written by Hayakawa
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