世界のオルタナティブ投資が、金価格をさらに押し上げる?[内田まさみ]
内田まさみさんプロフィール
1998年にラジオNIKKEIへ入社。「経済情報ネットワーク」「東京株式実況中継」等の株式情報番組を担当し、その後はフリーに転身。現在はラジオNIKKEIや日経CNBCの番組パーソナリティを務める他、ライターとして複数のメディアに記事を執筆するなど、多方面で活躍中。2017年11月には、初の著書となる『FX億トレ!7人の勝ち組トレーダーが考え方と手法を大公開』を刊行した。
<ラジオNIKKEIで出演中の番組>ザ・マネー(月~金15:10-16:00 毎週月曜日担当)、投資戦略ラジオ きらめきの発想(毎週火曜日14:30-15:00)、シグナルトレードファクトリー(毎週火曜日16:00-16:30)、ザ☆スマートトレーダーPLUS(毎週木曜日16:00-16:30)、夜トレ(金曜日21:30-22:30 隔週で担当) <日経CNBCで出演中の番組>夜エクスプレス(月~金21:00-22:40 毎週木曜日担当)、不動産投資ラボ(20:15-20:45 毎週金曜日他) <現在連載中の雑誌やサイト等>『Forbes JAPAN』(リンクタイズ)、『東洋経済オンライン』(東洋経済新報社)、『All About(FX担当ガイド)』(オールアバウト)
※この記事は、FX攻略.com2020年12月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
2020年夏、主役級の値動きだったのは…
日本各地で最高気温が塗り替えられた今年の夏。相場も、米国の主要株価三指数が揃って過去最高値を更新、台湾の加権指数も30年ぶりに最高値を更新するなど、「熱い」夏となりました。
その熱さの一翼を担ったのが、「金」ではないでしょうか。年初1トロイオンス=1550ドル近辺だった金価格は、8月上旬に2075ドルまで上昇し、史上最高値を更新しました。テンバガー(10倍株)とまではいかないものの、変動相場制に移行した後の最安値253.2ドル(1999年8月)からみれば8倍! 実物資産である金のこの動きは、やはり驚くべきことです。
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