《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》未来を変える
おはようございます、松下です。
毎週土曜日は、投資に関連するテーマの
コラムをお届けしています。
本日のテーマは、
「未来を変える」。
投資家でなくとも、人は現状に満足できない時、
未来を変えたいと思います。
どうすれば未来が変わるのか?
そのことについて考え、書いてみました。
現状を変えてみたい人は、
読んでください。
【コラム】松下誠の投資探究
第195回「未来を変える」
投資家は、現在の結果に満足できない時、未来を変えたいと思う。
この時、どうすれば未来は変わるだろうか?現在の結果は、
これまでの自らの行動が招いたことを認識すれば、行動を
変えていくことで結果は変わるはずだ。しかし、人の行動は
意外に無意識に、半ば習慣的に行われていることが多く、
変えようと思っても、容易には変えられない。この時に
焦点を当てるのは、自分の感情=思考である。
人の全ての行動は、脳の指令に基づいて行われ、この脳の
指令のもとにあるのが、感情であり思考だ。つまり、
あなたが取ってきた行動は、あなたが考え、感じたことだ。
このつながりを知ると、行動を変えるためには、その元に
ある感情や考え、思考を変える必要がある。
心理学の1つの考え方として、将来なりたい自分の姿を想像して、
それから逆算して現在の自分、これからの行動を決めるという
考え方がある。この考え方を採用すれば、過去に自分がどう思い、
どう行動してきたかは問題ではなく、将来どうなりたいかによって、
後の行動を選ぶことができる。本当に未来を変えたいと思う時、
この考え方は役に立つ。
これまでの感情と行動を、そのまま続けていけば、未来は現在と
あまり変わらず、そのまま続いていく。未来を変えていくためには、
感情と行動を変えることだ。それは、今から始めることができる。
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よろしいですか?