才色兼備なフィスコ企業リサーチレポーターの何でもコラム 馬渕の目|第10回 米大統領選後の為替はどうなる?[馬渕磨理子]
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馬渕磨理子さんプロフィール
まぶち・まりこ。投資歴7年目。アベノミクスの立ち上がりの時期に企業で資産運用を任され、3年間の専業トレーダーを経て、フィスコの企業リサーチレポーターへ。現在は日本クラウドキャピタルでマーケティングの業務も行う。同志社大学法学部卒、京都大学公共政策大学院、公共政策修士。大学時代はミス同志社を受賞。
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/mabuchi-mariko/
ツイッター:https://twitter.com/marikomabuchi
※この記事は、FX攻略.com2021年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
◆ 米株式リスクオンモードだが、ドル安傾向
対中関係の高まりや新型コロナウイルスへの対応など、米国を取り巻く状況を考えるとドル安・円高の傾向になりそうです。米国は金利をゼロにしていることから、ドルは弱くなりやすいです。その他、背景として米連邦準備制度理事会(FRB)がゼロ金利政策を続けることや、コロナ危機による財政も日本以上に大幅に拡張している点が挙げられます。さらに、米国は経常赤字国であり、利上げを行わない限り、通貨が売られやすい構造があります。引き続き、ドル安・円高傾向には注意が必要です。
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