ツイッターフォロワー1万人超 投資ナビ+会員数爆増中!! 話題のトレーダー・えれってナニモノ!?
現在、ゴゴジャンの投資ナビ+で連載中の「ライントレード&ファンダメンタルズ分析によるデイリーレポート」が話題のトレーダー・えれ氏。今年(2020年)の7月より連載を開始するや、記事をアップするたびに会員が増えているという。
多くのユーザーに支持されている理由を今回“直接えれ氏から聞ける”ということで、トレードに対する考え方からその手法まで、トコトン聞いてみたいと思う! FXトレードに悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみて欲しい。
- FX黎明期を生き抜く
- 仕事で経済知識をため込む
- えれのトレード手法公開
- アウトプットのメリット
- えれレポート活用方法
FX黎明期を生き抜く
本日はよろしくお願いいたします。さっそくですがプロフィールを拝見すると「投資歴16年の兼業トレーダー」とのことで、現在に至るまで、まずはどのような経緯をたどられたかおうかがいしてもいいですか?
トレードは20歳前半からはじめたんですが、実のところ最初は「パチンコより面白いモノがあるぞ!」くらいの感じでした。
なにせ、その時代といえば国内でもレバレッジ200倍とかで取引できましたし、主婦がFXで数億円も脱税しただのといったニュースが話題になったりしていましたから。
確かに今にして思えば、金融庁による法改正が行われる以前の2000年代前半までって結構ヤバかったですよね(笑)ちなみに投資はFXからのスタートだったんですね。
そうです。だから当時のトレードもギャンブル的にやっていたので、勝ったり負けたりを繰り返していました。
なにしろ、勉強しようにも情報がない時代でしたからね。WEBも今ほど発達していないし、書籍にしても少なかったと思います。ちなみに、詐欺まがいの商材もたくさんあったように思います…。
現在から比べれば北斗の●の世紀末みたいな時代を生き抜いたといっても過言じゃないですよね。
とは言っても仕事も忙しかったし「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」のような気持ちでやっていたので、6年間くらいはそんなに大きな収益はあげられなかったです。
仕事で経済知識をため込む
今はライントレードで安定した収益を出されていますが、そこに行きつくまではどうされていたのですか? 勝てるようになったキッカケなどあれば教えてください。
テクニカルからファンダメンタルまで一通りのことはやったと思います。ただ仕事の関係で金利の勉強をしなければならなかった時期があって、それが大きなキッカケになったと思います。
ちなみにお仕事って何をなさってるんですか?
広告業です。意外に思われるかもしれませんがこの業種って経済にも敏感でないと難しいんですよ。
そうした環境で10年もやっていたら知識も深まるし、いろいろな情報も入ってくるしで「投資って面白いな!」ってことで本腰を入れ始めたんです。
本業ではファンダメンタルの知識がそこそこついたので、最初の1年はテクニカルの勉強ばかりやっていましたね。
テクニカルといっても範囲は広いですが、何から手を付けていいか迷ったりしなかったですか?
そうなんですよ。最初は本当にわからなくて、なので移動平均のゴールデンクロス、デッドクロスになったらどう?とか、RSIには買われすぎ、売られすぎがあるんだ!とかそんなレベルから、エリオット波動、ピボット、OBVなど、目についたものは片っ端から取り入れていましたね。
現在のスタイルとはだいぶ異なっていますよね。
ちなみに、しばらくオシレーターにはまってた時期もありましたね。でも、僕の記事を見てもらえれば分かりますけど今はオシレーターはひとつもチャートに出していません。
ということは、何か理由がありそうですね。
結局のところ、世界経済の流れを仕事がら追えていたので、それを元にチャート上に水平線などのラインを引いて分析するほうが「トータルで見ると安定して勝てる」ってことに気が付いたんです。
勝てているトレーダーは、結局シンプルなトレードにいきつくという話もよく聞きます。
もちろん、そこに行きつくまでは大変でしたよ。様々な手法をやっては捨ての繰り返しです。だから当時はトレード履歴からヤバイやつを捨てて、勝ってるやつだけ残すみたいなこともやっていましたね。だけどそれも収益からみればトントンだったみたいな…。
なるほど、トレード中級者がはまるワナにもしっかりハマったわけですね(笑)
(※えれさんのトレードルーム公開!!)
えれのトレード手法公開
図々しいお願いなんですが、その手法をもう少し具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか?
まず、大きな方向はファンダメンタルで追うというのが重要ですね。これがないと握れる握れないがあるので。特に大きく取れる場面でこの握力がないと、のちの収益に大きく影響します。
あとは意識されている価格帯に水平線を引いて、そこからのラインブレイク、もしくは反転を予測します。
そして、その仕掛ける値から狙った値までの値幅でリスクリワードを算出して、期待値の高いタイミングでエントリーするといった感じですね。
なるほど、非常にシンプルで効率の良い手法のように感じます。レポートも拝見させていただきましたが、日足レベルでのトレンドを取る中長期スタイルなんですね。
そうですね。それともうひとつ、引いたラインにタッチしているところで何が起こったかを把握していることも重要です。例えば、そのラインを抜けるなら前回のニュースよりも大きなニュースでなければならないし、逆にそうでなければ跳ね返される可能性が大きいとか、情報の優劣などの判断も必要です。
テクニカルな手法自体はシンプルでも、ファンダメンタルでの判断がキモというわけですね。確かに、マクロな視点で経済環境を把握できていれば、確信をもってエントリーできますね。
ただ僕の場合はニュースは仕事柄常に追っていましたし、元々トレードよりも経済自体に興味があるんです。それとミリオタ(※ミリタリーオタク)でもあるので、軍事戦略的にどうかで判断できる相場なんかも大好物なんですよ。その点ではトランプ相場はやりやすかったですね。
手法をマネたところで、一朝一夕でそういった視点を持つまではいきませんよね。えれさんのレポートが人気なのも納得です。
アウトプットのメリット
ちなみに、こうしたレポートを公開しようと思ったキッカケはなんだったんですか?
はじめはツイッターで日々のトレード結果を上げていたんです。そうしたら「トレードを教えてくれ」という人が増えてきちゃって。
そもそも人に伝える仕事をやっていたということもあり、いろんな人に教えていたんです。
職業病というヤツですね…。
そしたらゴゴジャンからレポートを書いてほしいと誘いを受けたというのが経緯です。でもぶっちゃけ、ゴゴジャンで書いているレポートも自分のためにアウトプットしている部分が大きいんですよ。
やはりアウトプットすることは重要ですか?
そうですね。レポートを書くことで、トレードの精度がだいぶ上がりました。自分だけのトレードで毎日あんな量をマジメに書いたことはなかったので(笑)。最初は大変でしたけど、今ではアウトプットするには非常にいい場だなと思ってます。
アウトプットすることの一番のメリットってどいうところだと思いますか?
トレードって備えることが大切だと思ってるんですよ。例えば、チャートだけ見てると可能性っていくつも見えてきちゃいますよね。でも、その価格に行き着くまでの流れやシナリオを考えていないと、感覚でエントリーしたり、想定外の事態に対処できなかったりします。
しかしアウトプットすることで、チャンスも待てるし、たとえ自分の描いたシナリオが崩れたとしても、落ち着いて対処できるようになると思います。
実際、11月ってそんなにトレード回数は多くなかったんですが、それなりに利益を出せたのもそのおかげだと思っています。
効果絶大ですね。
えれレポート活用方法
実際に利益を出しているトレーダーが書いたレポートというのは、それだけでも貴重だと思うんですが、やはり向いている人とそうでない人というのはいると思います。
ご自身から見てどんな人が有効に使えると思いますか?
正直に言って、そういった視点では考えてないんですよね。先ほどと同じ話になりますけど、僕のアウトプットの場として、自分のタメにやっているというのが大前提なので…。
ただ、質問などを見ていると、初心者の方のほうが成長スピードが速いように感じます。
ある程度の経験が長くなると、トレードにもクセが付いてしまいますからね。
ただ僕のライントレードって“ある程度”の分析力が身につけば基本は誰でも同じラインが引けると思うんです。そういうところはクセが入り込む余地はあまりないと思います。ですが、メインストリームはあくまでファンダメンタルなので、テクニカルに比重を置きすぎる人にはおすすめできないですね。
常にフルレバで5pipsでも逆行されたら爆損みたいな人はきっとダメですね。
そんな人はゼッタイに見ないでください(爆)
ライントレードって意識されているところが分かっていても実際はピンポイントで止まることってあまりなくて、多少は割り込んだり突き抜けたりすることもよくあります。ただし、多くの場合ファンダメンタルで想定したシナリオ通りに行くことが多いという感じです。
なので、あそびというか多少のリスクを許容できる資金管理ができる人でないと使いこなすのは難しいかなとは思います。
なるほど、多少余裕をもったトレードスタイルを好む人であれば、かなり使い勝手がよさそうですね。
実際に多くの人がえれさんのレポートを楽しみにしていると思うので、これからもがんばってください!
本日は貴重なお話ありがとうございました。
よろしいですか?