《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》利益が上がる証拠
おはようございます、松下です。
もし仮に、投資において
「利益が上がる証拠」というものが
あるとすれば、それを手に入れたくないですか?
実は「利益が上がる証拠」があります。
それは、あなたの毎日の資金曲線です。
投資を行っていると、
毎日の市場の評価額や決済などにより、
あなたの全体の投資資金は変動します。
それを折れ線グラフとして表示することにより、
毎日の資金曲線の推移を見れば、
そこに「利益が上がる証拠」が現れます。
この資金曲線が、長い時間をかけて
右肩上がりに上昇していれば、
あなたは今後も利益を上げる可能性が高いと言えます。
逆に、この資金曲線が、
右肩下がりに下落していれば、
あなたは今後も損失を重ねる可能性が高いと言えます。
「利益が上がる証拠」というのは、
あなたが行ってきた売買の結果の、
資金曲線です。
私は、投資を教える際に、
1.投資日記をつけましょう
2.売買履歴(記録)をつけましょう
3.資金曲線をつけましょう
と言います。
多くの投資家は、証券会社の口座ページの
投資資金を数字として確認するだけで、
折れ線グラフとして表示し、
視覚的に認識することを行いません。
この場合、「資金が減っている」と気づいたとしても、
その毎日の刺激は弱く、脳に伝わることなく、
何となく売買が繰り返されてしまいます。
しかし、自分の資金の推移を、
毎日折れ線グラフで確認し、
それが減り続けているとすれば、
この情報は強烈な刺激となって、
モチベーションとなって脳に伝わります。
「これはヤバい。何とかしないと」
資金曲線を毎日(毎月)チェックすることには、
大きな意味と効果があります。
損失を減らし、利益を増やすための
行動を開始する効果です。
利益を上げている投資家は、
資金推移を視覚的に折れ線グラフで見ています。
あなたも投資の習慣の1つとして取り入れ、
いつかあなた自身の「利益が上がる証拠」を、
手に入れて下さい。
よろしいですか?