「松下先生は預言者ですね」と言われました。
おはようございます、松下です。
先日開催したセミナーで、
一人の参加者から、
「松下さんは預言者ですね」と言われました。
理由を聞いてみると、
その方は、2015年6月くらいにも、
私のセミナーに参加され、その時、
次のようなことを言われたらしいのです。
「今は、株式市場が上昇基調で、
株式投資家は気分が良く、浮かれていると思いますが、
この後、それを失ってしまうでしょう。」
その時は、「何てことを言う人だ」と
思ったそうですが、その後、中国および
新興国の景気不安と原油安がが起こり、
国内株式市場は1年近く安値を切り下げ、
本当に利益を吐き出してしまったそうなのです。
「あの時、松下先生が言った、
その通りの相場がその後やってきました。
松下先生は預言者ですね。」
というのが、その方の言葉でした。
市場には、強気の上昇の後に、
何らかの弱気の下落がやってきます。
市場参加者の強気が強ければ強いほど、
その後の弱気も、反動のように大きくなります。
投資家は、市場が上昇し資金が増えると、
強気になり、気が大きくなります。
この時点で、弱気の芽が出始めていることを知らなければ、
強気のまま資金を放っておくか、さらに強気になり
資金を追加してしまうと、その後の弱気で、
それまでの全ての利益を失ってしまうのです。
私は預言者ではなく、
市場の歴史を詳細に確認している投資家です。
市場の歴史を細かく確認していれば、
上記に書いたことは何度も繰り返され、
これから何が起こるか、ある程度は分かるのです。
その中で資金を増やしていくのが、
本物の投資家です。
あなたも過去の市場と、
現在の市場を細かく確認してください。
これから何が起こるか、分かるようになります。
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よろしいですか?