みにくいアヒルの子―ブール代数より[森晃]
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森晃さんプロフィール
エコノミスト。シンクタンク(アメリカ合衆国)に所属。専門分野は、為替政策、金融政策、マクロ経済政策、金融規制。市場関係者、金融当局者、政策当局者と交流し、多方面から為替の動向について分析を行っている。
※この記事は、FX攻略.com2021年2月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
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初めて米国で生活を始めたときに、非常に驚いたことがある。筆者の周りの米国人が、一体全体、毎日どれだけのコーヒーを消費するのだろうと思うぐらい大量のコーヒーを飲むことである。しかし、調べてみると(画像①)、1人当たりのコーヒー消費量が世界で一番多い国は、2884杯を消費するルクセンブルクであることが分かった。計算すると、1日1人当たりで約8杯飲んでいる。米国は10位以内に入るかと思いきや20位で、1年1人当たり411杯の消費量である。
ちなみに、日本は30位で1年1人当たりの消費量は340杯であった。個人的なことであるが、家での朝食は小さいパンケーキとコーヒーである(クラブのラウンジでの朝食は、デニッシュ、カットフルーツ、コーヒーである)。家の外では、胃が荒れるのを避けるために紅茶を飲むように心がけている(ティーバッグの紅茶のため全くおいしくないのだが、その味にもすっかり慣れてしまった)。
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