プラチナの時代が到来か[佐藤りゅうじ]
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佐藤りゅうじさんプロフィール
さとう・りゅうじ。1968年生まれ。1993年米大卒業後、マーケティング会社を経て、金融・投資全般の情報ベンダー、株式会社ゼネックス(後の株式会社オーバルネクスト)入社。マクロ経済分析をはじめ、為替、商品、株式市場のアナリストリポートの執筆、トレードに携わる。2010年より「エイチスクエア株式会社」を起業、アナリストレポート等を執筆、「FOREX NOTE 為替手帳」等の企画・出版を行う傍ら、投資関係のラジオ番組キャスターを務める。個人トレーダー。国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト。ラジオ日経「ザ・マネー オノサトの相場予測」(月曜15:00〜)メインキャスター。
公式サイト:佐藤りゅうじブログ
※この記事は、FX攻略.com2021年2月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
バイデン政権誕生でプラチナが注目
今年最大のイベント、米大統領選は、バイデン民主党候補の勝利に終わりました。バイデン氏は米国の温室効果ガスの排出を、2050年までに実質ゼロにすることを公約に掲げています。
また、日本の菅首相も所信表明演説で「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と述べました。欧州連合(EU)諸国も脱炭素社会を2050年までに実現するという目標を掲げており、中国も同様の目標を2060年に達成することを目指しています。
脱炭素化の流れは、世界の潮流となったようです。今回は、脱炭素化社会で、重要な役割を担うとみられるプラチナに注目したいと思います。
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