川崎ドルえもん流 為替天気予報|第14回 2021年2月編[川崎ドルえもん]
FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
※この記事は、FX攻略.com2021年3月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
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2月はスイスフランが買われやすい!?
こんにちは! 川崎ドルえもんです。今回は過去の相場から、2月の傾向・アノマリーを探していきましょう。
表①(※購入者公開部分に掲出)は2月の月足の陽線と陰線の数を2000年から数えたものになります。見てみると、ユーロスイスフランの陰線回数が16回、ポンドスイスフランは14回と陰線がついた回数が多くなっています。
また、この二つの通貨ペアはどちらもスイスフランに関する通貨ペアです。なので、その他のスイスフランに関する通貨ペアを見てみると、NZドルスイスフランとカナダドルスイスフランの陰線回数が13回、スイスフランが取引通貨になっているスイスフラン円は陽線回数が12回と、スイスフランが買われる方向に動いた回数が多くなっています。
以上のことから、2月はわずかにスイスフラン高になりやすい傾向・アノマリーがあるということが分かります。2月はスイスフランに注目してトレードを考えていくのが良いでしょう。
よろしいですか?