荒野浩の相場を極める相場を楽しむ|第13回[荒野浩]
FX
荒野浩さんプロフィール
1971年日本勧業角丸証券(現みずほ証券)入社後、調査部でアナリスト業務に従事。米国勤務を挟み一貫して、日本株の情報・市場分析を行う。1996年に運用会社(現アセットマネジメントOne)に転籍、調査部長・運用部長を経て、常務取締役投信運用本部長を歴任。2012年に退職。その後はTV、ラジオ出演などで活動。日本株を中心とした市場分析の経験は半世紀に及ぶ。
メルマガ:https://www.gogojungle.co.jp/finance/salons/8812/
※この記事は、FX攻略.com2021年3月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
※データは2020年12月末日時点までのものになります
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2019年11月以降からの相場の流れ
2020年の相場を振り返ることによって、2021年相場を展望する上での参考にしたいと思います。最初に2019年11月以降からの相場の流れを把握しておきたいと思います。
■相場の流れ…「強い」相場が終わった後は数か月の「保ち合い」相場
ここでの強い・保ち合いの定義は20日平均に対する乖離率で示しています。強い相場は20日平均に対する+3%以上の乖離率が維持できている状態です。保ち合い相場は20日平均に対する乖離率が±2%以内の範囲にある程度の期間、滞留することを意味します。2019年から2020年の保ち合い相場については表①~表④をご覧ください。
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