【ファンダメンタル×テクニカル特集 ⑦】ユーロドル:チャート分析
【特集 ファンダメンタル×テクニカル】
相場を読み解く最適解を探せ!
今回はファンダメンタルとテクニカルの両方から相場へアプローチ! 主要国と主要通貨ペアを多角的な情報と目線から分析し、相場に向かい合うための最適解を探すヒントを見つけていきます。加えて、話題になった個別株や仮想通貨・商品もピックアップして2020年相場を総決算していきます。
ファンダメンタルでは株価指数と為替の見通しをYEN蔵さんに、テクニカルでは主要通貨ペアの長期目線を山中康司さんに、それぞれ為替のプロフェッショナルの分析もご紹介いたします!
・⑦ ユーロドル:チャート分析 ←この記事はここ
・(11) 豪ドル米ドル:チャート分析
・(12) 通貨ペア以外の相場(NASDAQ & GAFA、暗号資産&商品)
※この記事は、FX攻略.com2021年3月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
YEN蔵さんプロフィール
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。現在はトッププロトレーダーとして為替、日経平均、日経オプション、個別株の取引を行う。投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
メルマガ:YEN蔵 リアル・トップ・トレーディング
ブログ:YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資
Twitter:https://twitter.com/YENZOU
山中康司さんプロフィール
アセンダント社取締役。1982年にバンク・オブ・アメリカ入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリ―・マネージャー。1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立。
公式ブログ:アセンダント/山中康司が提供する為替情報配信サイト
Twitter:https://twitter.com/yasujiy
長期レジスタンスをブレイクで転換か?
ユーロドルはユーロ高に、昨年末以降の全面ドル安基調が相まって上昇傾向にあります。
長期レジスタンスラインを上抜けたことからも、今後は長期トレンドの転換を確認していくことが重要になりそうです。その際には、山中さんの分析で挙げられている各水準のターゲットを意識してみてください(※ 購入者公開部分に記載しています)。
2020年の動きで見ると、ユーロドルはコロナショック後の6月には長期の移動平均線を上抜けるゴールデンクロスで、以降は各水準の節目をサポートに上昇を続けていることが分かります。したがって、大きな転換が見られない間は価格が長期移動平均線や節目の水準に近づくまで引きつけた上での押し目買いが有効といえそうです。
よろしいですか?