【ファンダメンタル×テクニカル特集 ⑧】ユーロ円:チャート分析
【特集 ファンダメンタル×テクニカル】
相場を読み解く最適解を探せ!
今回はファンダメンタルとテクニカルの両方から相場へアプローチ! 主要国と主要通貨ペアを多角的な情報と目線から分析し、相場に向かい合うための最適解を探すヒントを見つけていきます。加えて、話題になった個別株や仮想通貨・商品もピックアップして2020年相場を総決算していきます。
ファンダメンタルでは株価指数と為替の見通しをYEN蔵さんに、テクニカルでは主要通貨ペアの長期目線を山中康司さんに、それぞれ為替のプロフェッショナルの分析もご紹介いたします!
・⑧ ユーロ円:チャート分析 ←この記事はここ
・(11) 豪ドル米ドル:チャート分析
・(12) 通貨ペア以外の相場(NASDAQ & GAFA、暗号資産&商品)
※この記事は、FX攻略.com2021年3月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
YEN蔵さんプロフィール
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。現在はトッププロトレーダーとして為替、日経平均、日経オプション、個別株の取引を行う。投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
メルマガ:YEN蔵 リアル・トップ・トレーディング
ブログ:YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資
Twitter:https://twitter.com/YENZOU
山中康司さんプロフィール
アセンダント社取締役。1982年にバンク・オブ・アメリカ入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリ―・マネージャー。1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立。
公式ブログ:アセンダント/山中康司が提供する為替情報配信サイト
Twitter:https://twitter.com/yasujiy
他のドルストレートも方向性判断の参考に
長期分析で見るユーロ円は高値切り下げ、安値切り上げが繰り返されて、もみ合いの終盤にきていると考えられます。ドル円やユーロドルに強い方向性の動きが出ているときはユーロ円も一緒にチェックしておきましょう。
2020年の動きを見てみると、前半は下降、後半は上昇トレンドでドル円よりも値幅があったことが分かります。押し目や戻しが深くなりやすいため、昨年からの流れが続くようであれば、上位時間足での分析から方向性に逆らわないよう順張りでの取引を心がけたいところです。また、昨年後半は127円などの水準でサポレジ転換が機能している場面も多いので、主なサポートやレジスタンスになるラインは意識しておきましょう。
よろしいですか?